犬猫の心臓病と循環器診療について話せます
¥50,000~
■背景
小動物臨床経験9年目の獣医師です。フリーランスとして活動しており、現在は13ヶ所の動物病院にて非常勤勤務中です。
年間約2,000件の犬猫の心疾患症例を内科的に診療しています。
僧帽弁閉鎖不全症、拡張型心筋症、拘束型心筋症、肥大型心筋症、不整脈疾患、先天性心疾患など多岐にわたる症例を担当しており、心エコー検査、心電図、レントゲン、血圧評価を通じて診断・治療を行っています。
一次診療を行う地域密着型の病院から、二次診療の紹介症例を受け入れる専門病院まで幅広く関わっており、東京都、神奈川県を中心に、静岡・福岡など他地域の病院でも診療しています。
■話せること
循環器疾患を抱える犬猫の診療現場において、治療薬の選定、服薬指導、モニタリングの継続性など、日々多くの臨床課題と向き合っています。様々な循環器治療薬を用いた治療設計では、QOL(生活の質)の改善と長期的な予後の確保を目指しながら、症状進行や飼い主の生活スタイル、通院頻度を考慮した柔軟なプランニングを行っています。投薬スケジュールの簡略化やサプリメントの併用、心疾患に配慮した栄養管理や食事指導にも取り組んでいます。
犬猫問わず診療していますが、特に診断・管理が難しい猫の心疾患(肥大型心筋症など)にも多く対応しており、診断精度向上と予後改善を意識した臨床経験を積み重ねています。猫特有の診療上の難しさや、飼い主への説明・支援の工夫についてもご相談いただけます。
日常診療では、国内外の獣医療文献や学会情報を参考にしながら、現場に即した診療方針をアップデートしています。実体験に加え、最新知見も踏まえた柔軟なアドバイスが可能です。
また、複数の動物病院(一次診療から二次診療施設)に勤務しており、病院ごとの設備や診療スタイル、地域差による飼い主ニーズの違いにも精通しています。都市部と地方での疾患理解度や治療継続意欲の違い、病院のリソース状況に応じた診療提案など、幅広い現場感覚を活かして知見をご提供できます。
心エコーや心電図などの検査機器については、精度や臨床的有用性に加え、動物病院での導入ハードルや飼い主負担、継続利用実態の観点からもご相談に乗れます。臨床現場でのリアルな経験や、現場ならではのニーズ・課題感を踏まえた情報をお伝えできると考えています。