新規製品開発における手戻り防止について話せます
■背景
鉄道信号の機械設計で19年、新規開発や設計変更などに携わってきました。
鉄道信号製品は列車の安全、安定輸送を確保するため、確実な動作が必要となります。そのため、これまでは豊富な経験を持った年配の熟練技術者にしか開発、設計ができなかった部分があります。
私は入社当時から熟練技術者のもと、開発設計に携わり、製品企画から仕様書作成、設計、検証試験、製品化へ向けての社内調整などを指導を受けながら習得し、以下のことがわかりました。
◎設計は経験ではなく、明確な要求仕様が大切である◎
昨今、設計審査による「設計の健全性確認」が非常に重要視されています。
その中では「要求仕様と設計結果のトレーサビリティー」が必要です。
それは経験ではなく、目指すべきゴールを明確にできているかが重要になります。
私はこれまで3機種の新製品に携わり、最終的には設計リーダーとして若い技術者とともに設計を進めて来ました。その経験を活かし、「技術力の高い企業への設計支援」をさせていただきたいと考えております。
■話せること
新製品に限らず、手戻りが少なくなる設計の進め方について以下の内容をお話できます。
☆開発コンセプト決定、仕様決定、詳細設計、検証、製品化における必要事項など
☆各フェーズにおける確認事項や作成ドキュメントなど
☆FMEAやFTAの正しい進め方
☆製品化形式試験実施項目作成
☆一連の設計を体系的に示す手法(開発完了時の振り返りを実施できるようにする)