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エキスパート

氏名:開示前


現在の会社のアジアビジネス(日本、中国、香港、マカオ)の責任者を務め、P&L・BS・キャッシュフローのマネジメント責任を担う。ビジネス規模としては小売ベースで2億5千万ドル程度。マネジメント範囲は会社のほぼすべての機能をカバーしており、具体的にはデザイン、マーチャンダイジング、生産(商品の95%はアジア企画でデザイン・生産されている)、物流、店舗オペレーション、マーケティング、店舗開発・FC開発、卸、ライセンス、Eコマース、財務・人事・法務を含む。(本社スタッフ数は100名程度で、ダイレクトレポートは8名程度)
特筆すべき実績として以下があげられる。

・中国法人を1から立ち上げ、現在では120店舗以上の黒字事業へと成長させる。

・日本事業をライセンス事業より直営事業に転換することに成功し、会社立ち上げを行い、1年目より大幅黒字を実現。

・日本法人立ち上げ時に、日中のデザイン、MD、生産、物流、IT等を統合し原価率を8%低減し、大幅な管理費削減を実現。

・日本事業を卸オンリーのビジネスモデルより小売・Eコマース・ライセンシング・卸のハイブリッドのビジネスモデルに転換することに成功。

・これまで任された事業の責任範囲において毎として大幅な増収増益を実現。

・小売ベースでの中国法人の売上成長率は2008年の立ち上げ以来170%+を実現。日本法人は20%+の売上成長率を実現。

・北アジア社長就任後、中国事業を800万ドル程度の赤字から販管費削減、原価低減、売上成長によって黒字化へ導く。

・企業価値においてこれまで累積で1億ドル以上の価値を創出。

中国カジュアルウェア市場最大手の会社の戦略担当役員として勤務。

•全社の5ヵ年戦略(事業ドメイン定義、ターゲット市場、バリュープロポジション、ビジネスモデル戦略など)策定や、広範な店舗戦略(地域ポートフォリオ、直営店・FC店戦略、店舗サイズとフォーマット、店舗の役割と収益管理、店舗閉鎖計画など)策定、そして全社のリストラクチャリング計画(全社の組織再編、役割定義、プロセス変更、人員・コスト削減など)の策定を指揮する。 

•またPMOオフィスを立ち上げ、全社の戦略的重要度の高い施策(大規模なシステム導入や、価格設定プロセスの変更、そしてリストラ施策など)のモニタリングと調整を行う。

•同社初の全社予算の仕組み及びKPI管理の仕組みの導入指揮を行う。

•その他部門の閉鎖とアウトソース(100人程度の人員削減)、新店舗フォーマットのパイロットテスト(現在ロールアウト中)、カテゴリー別価格戦略の導入(売上粗利率前年比1.5%改善)などのプロジェクトを責任者として成功に導く。

•立案し、実行された施策は売上営業利益率(EBIT)を前年と比較し6%程度の改善効果をもたらす。その他同社に前年比売上成長率50%、また在庫日数の30日程度の改善をもたらす。

■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2006年から現在まで10年程度の経験を経営者として有しています。
どちらでご経験されましたか?: アジアパシフィックのリテーラーTop250内に入る、中国カジュアルウェア市場最大手のブランドの戦略担当役員として、戦略部門の統括及び同社のエグゼクティブ・ステアリング・コミッティーのメンバーとして勤務。(小売売上600億円+、1800店、従業員数6000人以上)
アメリカのアパレルブランドの北アジアプレジデントとして (小売売上規模は200億円程度)
その時どのような立場や役割でしたか?: 中国カジュアルウェア市場最大手のブランドの戦略担当役員。
アメリカアパレルブランドの中国副社長、日本法人社長、北アジアプレジデント
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 10年連続所管する範囲で大幅な増収増益を成し遂げたこと。2回の新規市場参入・会社立ち上げ、2回のリストラクチャリングを成功させてきたこと。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 新規市場参入、会社の再建、ビジネスモデルの転換、またバリューチェーンのほぼすべてでハンズオンのマネジメント経験があるので、様々な経営課題に対応できると思います。

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氏名:開示前

1978年10月17日大阪府豊中市生まれ。小学校3年生より高校卒業までアメリカ在住後、京都大学法学部卒業。
新卒として、ベイン・アンド・カンパニーに入社、その後リクルートを経て、カートサーモンアソシエイツ(KSA)にて、大手小売や消費財会社に対して、戦略から実行支援までの幅広いコンサルティングを手がける。
その後KSAの元上司が中国最大のカジュアルアパレルブランド、MetersbonweのCOOに就任し、その方に引っ張られる形で、同社の戦略担当役員として、会社の5ヵ年戦略、組織再編や人員整理を含むリストラクチャリング計画の策定や、カテゴリー別の価格戦略策定、新業態のパイロットテスト、そして全社予算やKPIの導入などを指揮し、同社の売上営業利益率(EBIT)を前年と比較し6%程度改善し、同社再建を成功に導く。
その後、アメリカのアパレルブランドの中国法人ディッキーズ・チャイナの立ち上げに副社長として参画し、同社の立ち上げを指揮する。その後、ディッキーズの日本法人を立ち上げ、日本法人社長に就任。1年目より黒字化を実現しその後も大幅な増収増益へと導く。2013年3月に北アジア社長に就任し、中国事業も兼務で統括し200店舗以上の事業へと育て上げ、同法人の大幅黒字化を追加投資なしで実現。
2015年6月~2018年3月までWilliamson-Dickie 北アジアプレジデント
経営者としてMetersbonweにて役員就任後、所管分野で毎年大幅増収増益を実現する。
現在グローバルコマースイノベーションリミテッドの代表として、国内外のアパレルやライフスタイル企業のために軍師・傭兵事業を展開中。


職歴

グローバルコマースイノベーションリミテッド

  • マネージングディレクター 2018/3 - 現在

Williamson-Dickie Japan limited

  • 北アジアプレジデント 2008/1 - 2018/3

Metersbonwe Group

  • 戦略担当役員 2006/10 - 2008/1

カートサーモンアソシエイツ

  • シニアコンサルタント 2002/10 - 2006/10

株式会社リクルート

  • 人材総合サービス営業 2001/9 - 2002/9

ベインアンドカンパニー

  • アソシエイト・コンサルタント 2001/4 - 2001/9

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