データプライバシーに関する社内外のコミュニケーション開発について話せます
■ 具体的な経験の内容
国内大手メディアプラットフォーム企業や、位置情報データ業界団体にて、データプライバシーにおけるコミュニケーション設計やガイドライン策定等、攻めるデータ活用のための組織開発推進を行っています。
■ 実績や成果
攻:位置情報データ保有量 250%増(位置情報データ部門)
守:位置情報データ部門 社内ガバナンス構築(ルール策定・啓発施策実施)
業界横断ガイドライン制作・発表(加盟各社間や監督省庁との調整等)
大手企業におけるデータプライバシーに関するWebサイトの開発
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
過去に報道やネット上での指摘を通じて発生した、データの利活用推進に関連する炎上事例は、法的要件は満たしていたものの、ユーザー視点への配慮不足が要因になっている案件がほとんどであります。
企業の競争力強化においてデータ利活用の重要性が高まる一方、誤ったデータの利活用や、誤解を招く社会とのコミュニケーションは、企業のレピュテーションリスクに直結するため、非常に難しい舵取りを迫られています。
そのような状況において、社会の発展や企業の成長のために、いかに社会と調和を取りながら、従業員のイノベーションを加速する「データガバナンス」の設計に取り組んでいます。
特に、方針や施策の策定にあたって、有効性や確からしさを担保するうえで、外部の方(専門家や一般消費者を含む)の客観的な視点を取り入れが、非常に有益でありました。
■ 公開されているアウトプット
<社会へ向けたデータ利活用の方針>
株式会社リクルート プライバシーセンター(役割:企画・執筆・編集・制作・監修)
https://www.recruit.co.jp/privacy/
一般社団法人LBMA Japan デバイスロケーションデータ共通ガイドライン(役割:主任編集委員)
https://www.lbmajapan.com/guideline
株式会社ブログウォッチャー 位置情報等のデータの取得・利活用について(役割:企画・設計)
https://www.blogwatcher.co.jp/terms/
<登壇実績>
LBMA Japanカンファレンス2021「位置情報データとプライバシー」(w/個人情報保護委員会、大阪大学)
https://www.lbmajapan.com/conference-2021-spring
SpringX 超学校「ビジネスとアカデミアのタッグで挑む、攻めのELSI」
https://elsi.osaka-u.ac.jp/event_report/933
■ お役にたてそうと思うご相談分野
DX推進にあたってのボトルネックとなる、プライバシーポリシー改訂、社内ガバナンス、炎上リスクを予め想定した組織の構えづくり、学術機関や行政期間との連携など、業界や企業の状況に応じた対象方法について、助言が可能です。
特に、事業会社における実行(ハンズオン)の経験を踏まえ、想定される推進上の壁や必要なリソース等、現実感のあるソリューションについて、お話できると考えております。