出版社での編集経験について、お話しできます。
■ライトノベル分野の編集担当
【書籍概要】
・タイトル「魔法使いで引きこもり?」シリーズ
・URL https://www.amazon.co.jp/dp/B079ZJR22M/
・実績 シリーズ累計10万部突破、1巻6刷超え
上記含め、32本制作
【担当業務】
・Web上でのPR業務(1巻まるまる全文公開の施策により前シリーズ比3倍の消化を達成)
・新聞広告掲載のディレクション(「主婦層から熱い支持!」など新聞に合うコピーの考案)
・各種販促物のディレクション(A3ポスター、A6POP、チリトリPOP)
・Web広告バナークリエイティブのディレクション(スカイスクレイパー、横長バナー、正方形など)
・SNS運用(データ分析)、Twitterキャンペーンの実施
・編集業務(企画立案、本文チェック、組版、イラスト制作ディレクション、デザイン制作ディレクション)
・作家、イラストレーターの新規営業
【ポイント】
出版業界で"新シリーズが売れない"問題がありました。ですのでPRとして作品の全文を無料で期間限定公開しました。全文公開することは、業界では禁じ手とされてきました。しかし、他業界で全文公開をしていたのを発見して、使ってみることにしました。その結果、多くのPVを獲得し、その作家の前シリーズ比300%の売り上げ(前シリーズ2000部→6000部消化)を達成できました。
Twitterキャンペーンを開催しました。通常のTwitterキャンペーンは、フォローやリツイートなどの簡単なアクションですが、この作品では既存読者の熱量が高いので、それを利用して新規読者を獲得しようとしました。
実施したのは、作品の感想をツイートした人に抽選で書き下ろしイラスト付き色紙をプレゼントという企画です。定型文やリツイートと比べて、感想ありのツイートキャンペーンは応募数の確保が難しいですが、期間中は積極的に作品関連のツイートをするなどで応募を促進し、読者の熱量を上げることができました。
結果100以上の応募数があり、1巻の売り上げが前巻比110%上昇しました。
【成果】
・PRにより前シリーズ比300%の売り上げ(前シリーズ2000部→6000部消化)を達成。
・Twitterの感想投稿キャンペーンで、100以上の応募数を達成&1巻の売り上げ前巻比110%の上昇
・新聞広告掲載後に、書籍売り上げ130%増
・重版シリーズ3作品
・シリーズ累計10万部突破の作品を立ち上げ
■その他
地域: 東京
役割: 編集/現場担当
規模: 4500
プロフィール 詳細を見る
職歴
株式会社SKY PHILOSOPHY
- 2021/3 - 現在
株式会社アップクロス
- 2022/7 - 2022/12
株式会社サックル
- 2021/7 - 2021/12
カドカワ株式会社
- 2016/9 - 2019/11
株式会社トランスポーター
- 2014/4 - 2015/5
このエキスパートのトピック
-
ブランディングのコンサルについてお話しできます。
¥50,000~■ブランディングのコンサルティング 【担当業務】 ・クライアント業界のリサーチ ・会社沿革のヒアリング ・経営理念、コアバリューなどの提案 ・クリエイティブの制作ディレクション 【ポイント】 ブランディングの企画から営業ツールの制作ディレクションまで担当しました。まずクライアントの業界が今どんな状況であるか、リサーチを行います。その後、実際に経営者から会社の沿革やコアバリューとなりうるターニングポイントなどをヒアリングします。ヒアリングを行った後は、その情報を元に経営理念やコアバリュー、ビジョン、ミッション、アクションについて、チームで意見出しを実行します。最後にそれらを経営陣に提案し、ミーティングを重ねながらブラッシュアップしました。 以上が終わり次第クリエイティブの制作に移ります。ブランディングで決まったことを胸に留めてディレクションを行い、良質なクリエイティブを作りました。 【成果】 ・ディレクションしたクリエイティブの校了 ・ブランディングの企画・提案
-
スマホゲームの開発会社についてお話しできます。
¥50,000~■ソーシャルゲームの広告運用 【担当業務】 ・アフィリエイト広告運用 ・効果検証、データ分析(Googleアナリティクス) ・ABテスト ・LTV改善 ・報告書、提案資料作成 ・ASPとの戦略会議 ・社内実装チームへのディレクション 【ポイント】 アフィリエイト広告の出稿担当として、アフィリエイト会社とやり取りをしました。 入社するまで知識は全くなかったのですが、自ら情報を集めてABテストや効果測定をしました。1000万円の予算で、1万人ユーザーを増やす目標で、広告単価は、当初1000円にしました。 出稿メディアを確認して、広告経由ユーザーのゲーム内行動を監視しました。例えばTwitterからの登録者は、ゲーム離脱者が多く課金率も低かったです。LTVは通常3000円から、2500円くらいまで下がってしまいました。よってTwitterへの広告出稿は取りやめました。それによりLTVは元の3000円まで改善されました。 コンバージョンポイントは、ゲームを開始したあとのチュートリアル終了(所要時間:10分程度)というかなり難しい位置でした。そんな中でユーザーを1万人増やすという目標で、これを達成しました。 また、広告単価が高く赤字になっていたので、分析した結果単価を下げても掲載が減りにくいと予想し、実行しました。それにより、費用対効果を黒字に転換できました。 【成果】 ・LTV改善(LTVの悪いメディアをトラッキング調査。掲載を止めることにより、2500円→3000円ほどまで持ち直す) ・CVR改善(0.1%を下回っていたところを、Twitterへの掲載を止めることにより、元々の1%ほどに改善。) ・ABテストの実施(画像を2~4種ほど用意。ABテストを実施し、一番CVRが高い画像を継続使用すると決定) ・広告単価の調整(1000円から800円への変更。広告掲載終了までCV数も維持) ■メーカー業務関連 【担当業務】 ・グッズ制作管理 ・広報 ・進行管理 【ポイント】 ゲームの制作進行を管理しました。 ゲームのイベントは周期がある程度決まっていたので、それまでの予定作業をローテーション化しました。 一度各工程の作業を聞いてみると、今まで余分に時間を取っていたことや、逆にいつもギリギリの時間で進めていた作業がありました。それらの作業を可視化することで、全体としての効率化を目指しました。 また、新しいゲームのリリースにあたって、プロジェクトの進行管理もしました。こちらはローテーションではなく、常に問題が起こって工程がストップしていました。スケジュールは常に乱れていましたが、調整をしました。 【成果】 ・新規ゲーム開発の遅れを34営業日短縮。 ・運営中ゲームのスケジュールを7営業日短縮。