【Excel支援】製品・サービスのローデータ(例:自社製品の販売実績)から欲しい情報を抽出・分析する方法をお伝えできます
■ 具体的な経験の内容
−1)今現在の自社製品の儲けの構造把握(現状理解)
過去の自社製品の販売明細やコスト明細のローデータをExcelにて編集・加工し、「担当製品が、世界どの地域、どの様な用途で、過去からどれぐらいの販売量推移で、どれぐらいの利益(率・金額)を生み出してきたのか、定量分析し、グラフチャート化(視覚化)。
−2)自社製品の将来を予測
上記の現在までの過去実績に加え、Excelファイル内に財務モデル(例 将来の販売量や売値を特定のセルにインプットすると、自動で将来利益を算出する、企業の財務予測に用いるモデル)を構築し、将来のビジネスや財務状況についての多様なシナリオ分析や、感度分析を実行。
■ 実績や成果
自社製品の儲けの構造や将来性、リスク要因が明確になり、戦略立案や投資の意思決定を良いものにしてきた。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
特に、現状の儲けの構造を把握する際、過去実績のローデータの中には、実際には同質の内容にも関わらず、
代表理由①文字記号の差異
「例1)半角・全角の違い」「例2)、。の有無」といった過去から現在までのローデータにレコードされている文字記号の細かな差異がある。
代表理由②組織再編による取扱い部署の差異
社内の度重なる組織再編によって、現在と過去で同じ取引を扱っている部署が異なる(ローデータ上、違う取引としてそれぞれを区分してしまう)。
代表理由③国内・海外で利用する経営情報システム(ERP)の差異
実際には同じ製品の販売実績であるにも関わらず、国内と海外で利用している経営情報システムが異なることで、ローデータ上の(例)製品マスタが異なる。結果、それぞれを形式上は異なる販売として区分してしまう(国内・海外のローデータを、Apple to appleの関係で連結して見ることができない)
などの事情により、過去データ情報を現在まで連続性を維持した同質の情報として集約・加工・分析することができない。結果、自社製品の強み・弱みを定量化した形で把握できないという問題があった。
その課題に対し、これまでに培ってきた自身のExcelデータ編集・加工技術によって、上記で挙げた主要な差異を完全に解消し、現在まで連続性を維持した同質データとして情報を統合。結果、自社製品の過去からの連結ベースでの儲けの構造(具体的な収益ドライバー)の把握に成功した。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
製造業に限らず、どのような業界のクライアントさんであっても、Excel支援のサポート対応可能です。
■ 関連する論文やブログ等があればURL
https://www.relief.jp/
Excel技術に関してお世話になっているブログ。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
Excel技術のサポート(簡単な関数の利用相談から、マニアックなExcelテクニックを用いた複雑な分析まで)
(例)独力では1週間かかるローデータのExcel編集・分析作業を、劇的に短くするお手伝いが可能です。
■その他
地域: タイ現地法人/オランダ/ドイツ/東京本社
役割: 経営企画として、担当製品の戦略立案、連結損益の予実管理を実行。
規模: 従業員数20,000人