ギリシャ神話、哲学、数学、科学技術、芸術を通じての人類の知に関する講義
■ 具体的な経験の内容
① 日本にも神話時代があった。古代ギリシャの神話は日本の神話と類似点も多いが、異なる点も多い
② 古代ギリシャ時代の神話は人間的で物語としても面白くユニークな神がたくさん登場する。戦争、平和、音楽、工作、知恵等の神様がギリシャ神話では描かれている。こうした神話を経験した古代ギリシャで人類初の哲学が始まる。ミレトス学派創立のタレスから哲学は始まる。
③ 最初の哲学には学問の分類が無く、数学、音楽、絵画等の領域の区分がなかった。奴隷制度であった古代ギリシャは徹底的に考える時間がありその考えを哲学を後世に残した。
④ ローマ帝国がキリスト教を国教としたため、ギリシャ哲学は暫く歴史から消えた。
⑤ キリスト教の支配者達の腐敗により神から人間に戻る文芸復興(ルネッサンス)が起きた。ルネッサンスのお手本とされたのがギリシャ神話であり、哲学であった。2000年の時代を経て古代ギリシャの知恵が生かされる
⑥ルネッサンス以降の歴史教科書はたくさんあるので省略する。
⑦ 古代ギリシャの神話の世界で戦争と知恵、芸術の女神アテナがいた。そしてアテナの聖獣が梟である。アテナも梟も知恵に関する場面ではたくさん登場する。ベートーベンのトルコ行進曲では女神アテナが登場する。世界各国の教育機関でも女神アテナと梟が登場する。そして現在、人工知能(AI)にも女神アテナと知恵の新シンボルである梟が登場する。
⑧人類が作った神話や哲学が知恵累積と共に現在への繋がっている。こうした知恵の累積の歴史を学び持続可能な社会を柔軟に考える必要性を若者に教えている。
■ 実績や成果
20年以上の大学院での講義口語活動を続けている。受講者には留学生も含む。歴史を学び考えることが持続可能に繋がることを受講者は理解した。知恵のシンボルの梟は今生物多様性の関係で絶滅する可能性も秘めている。生体系では梟はトップに位置している。梟を里山に戻す等の行為は生物多様性を守る一つであることを受講者は理解した。
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
受講者に哲学とか生物多様性とか持続可能性という抽象用語を理解しにくい。女神アテナや知恵のシンボル袋を講義で取り上げることで未来のイメージ構築を単純化することが出来た。
■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
絵描きを含むアーチィスト、数学者、個展ギャラリー経営者、新規事業者
■ 関連する論文やブログ等があればURL
講義用テキストのみで学術論文は出版していない
■ お役にたてそうと思うご相談分野
① ギリシャ文化を振り20世紀の科学技術を俯瞰したシュレヂィンガー
② 量子力学とシュレヂィンガー波動方程式
③ 数学の歴史
④ 数学とサイエンス
⑤ 数学と国力
⑥ 数学と深層学習
⑦ 数学を利用したダイナミック制御
⑧ 数学を利用した最適計画、最適経営
■その他
地域: 東京大学大学院 筑波大学大学院 東海大学大学院
役割: 教授 講師 企業の技術指導
規模: 講師 コンサルタント
プロフィール 詳細を見る
職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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太陽光発電の最近動向と周辺情報通信システム(3Dモデル含む)について話せます
¥50,000~■背景 1、筑波大学大学院教授(2011~2013年)に主要発電装置である太陽光発電(PV)を含む カーボンニュートラルエネルギー供給設備の実証試験を行い成功した。 同設備には下記の機能を付加した。 (1)PVと他電源を併用した発電出力安定化(VPP) (2)IoTにより遠隔監視制御 (3)電力系統安定化のため、IGBTを含む電源安定装置の設置。 (4)プラントモデル制御(デジタルツイン制御)で高効率化 (5)日射量計のトレンド解析によるエッジAIによる予測制御 昨今クライアントの依頼で本件につき意見交換した。 2、この実績と知見に基づき技術士業務(2013年~現在)を行っている。 加速度的に進化しているデジタルツイン設計、バーチャルPPA、衛星データ利用、 セキュリティー対策技術を駆使しPV普及拡大に向け活動している。 昨今クライアントの依頼で本件につき意見交換した。 ■話せること クライアントと意見交換した内容を下記に示します。話題提供できます。 (1)プラントモデル制御(デジタルツイン制御) (2)衛星データ利用によるソーラカー制御 (3)3D都市モデルによる太陽光発電の設置拡大 (4)合成開口レーダーによる気象予測 (5)3D都市モデルによる都市計画 (6)空間情報と地理情報システム (7)カーボンニュートラル施策推進支援システム (8)3D都市モデル標準製品仕様書
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太陽光発電出力の変動を把握する日射量予測技術の現状と課題について話せます
¥50,000~■背景 電力会社における電力系統においては需給バランスの安定的維持は 極めて重要な系統制御である。 太陽光発電は変動電源の代表であり発電機やモータの如く回転して 得られる電力供給や消費する電源でない。この為電力系統の電圧、 周波数に大きな外乱を与える。 従って電力会社にとって電力系統の安定制御のため事前に太陽光発電 出力を知り、制御操作を行うことが求めれる。 電力会社の事前太陽光発電出力予測要求としては例えば 10分後の1平方キロメートルメッシュにおける日射量データの要求がなされる。 従って日射量予測は付加価値の高いデータとなる。 日射量予測は電力会社のみだけでなく、飲料品産業、食品産業、 航空産業、自動車(自動運転)産業、造船産業、農業、漁業他 殆ど全ての産業にとって重要なデータである。 現在、人工知能(AI)、気象衛星技術、画像処理技術の進展が 激しい。日射量予測を新規事業と企業やベンチャー企業も多い。 ”太陽光発電出力の変動を把握する日射量予測技術の現状と課題” につき某コンサルタント会社から問合せがあり将来を睨んだ有意義 な意見交換を実施した。 ■話せること 日射量予測技術に関して使用される下記項目に関しては話題提供 が可能です。 (1)気象モデルWRF (2)PV工学モデル (3)予測発電 (4)発電量予測 (5)局地モデル (6)メソモデル (7)全体モデル (8)日射量マップ (9)斜面日射量 (10)機械学習 (11)アンサンブル学習 (12) 翌日を対象とした日射予測 (13)当日を対象とした日射予測 (14)ひまわり8・9号 (15)雲の変化 (16)大気の3次元格子網 (17)数値気象モデル (18)大気モデル (19)大気海洋結合モデル (20)ミリ波則雲レーダ (21)地球観測衛星 (22)はくりゅう (23)雲プロファイリングレーダー (24)大気ライダー (25)多波長イメジャー (26)広帯域放射収支計 (27)太陽光発電出力の急激な変化 (28)全天カメラ (29)衛星画像 (30)可視画像 (31)赤外画像 (32)雲の速度ベクトル
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センサーを駆使した居心地が良い大型・小型船の自動運転について話せます
¥50,000~■背景 大学4年生、大学院時代に波や流れに感心があり流体力学研究室で卒業論文や 修士論文を大学に提出した。 2024年現在も港から出航する船や海原を進む船を見ると楽しい。 昨今、自動車の自動運転、ロボットの自律運動、遠隔操作、深層学習 の技術進展が目まぐるしい。 海原を行き来する大型・小型船においても近い将来自動運転(自律運転) が実現する可能性も高い。 大手船舶メーカH社のエンジニアと”居心地が良い大型・小型船の自動運転” の実現に向けて意見交換を行った。H社の今後の実用化開発が楽しみである。 ■話せること H社との意見交換では下記のキーワードを意識し議論した。このキーワード については意見交換が可能です。 (1)波の計測システム (2)波の観測 (3)船の応力 (4)ジャイロ (5)IMU(慣性計測装置) (6)レーダー式波高計 (7)ドップラー式は波高計 (8)気象計 (9)ブイのスマート化 (10)ミリ波レーダー (11)レーダー波浪観測装置 (12)マイクロ式波高計 (13)LiDAR(ライダー) (14)ドローンを用いた波の状態測定 (15)海洋ドローン (16)水中ドローン (17)波数、周波数スペクトル (18)振動・騒音の発信源の特定 (19)船舶の乗り心地評価 (20) 船舶設計とシミュレーション (21)船舶の模型実験 (22)船舶の模型実験と相似則 (23)デジタルツイン設計 (24)波観測と多画面表示 (25)自働走行と自動着桟 (26)音響多重通信測位装置(SSBL) (27)超音波流速計(ADCP) (28)GNSS (29)RTK‐GNSS (30)DFFAS (31)MEGUMI 2040