建設プロジェクトの事業構想から竣工まですべてのフェーズについて話せます
■ 具体的な経験の内容
PM(プロジェクトマネジャーとして)、多種多様な建設プロジェクトの事業推進を行って参りました。
プロジェクト推進のためのスキーム策定から実際の事業推進になります。
建設業界には独特な慣習的なものがあります。これを知らないとなぜ自分達が思ったように進まないなどの事態に陥ってしまいます。私がお手伝いしたクライアントはまさに私たちが入る前に、そのような事態に陥ってました。それをスケジュールとコストを踏まえたスキーム構築をした結果、当初の予定から少し変更するだけで、予定された進み方へ修正できました。当然、参画するタイミングにもよりますが、早期に検証することで、手戻りなく進めることが可能になります。
■ 実績や成果
某大手通信会社データセンター建設(土地選定~竣工までの建設マネジメント)
某外資系ホテル建設(事業スキーム検討~竣工までの建設マネジメント)
某物流施設建設(事業検討~竣工までの建設マネジメント)
某国内ホテル改修工事(改修検討~工事完了までにマネジメント)
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
建設事業については、最初からコストがFIXしないこと、スケジュールもコミットされないまま進むこと多いです。そもそもコミットするゼネコン等がプロジェクトの後半でしか登場してこないためにこのようなことが起こるのが、建設事業特有の事象です。経験したプロジェクトの多くは、建設事業のスキームをどのように構築するのかというのが大きな課題となっていました。
課題をクリアするために、下記の点を考慮して進めました。
①スケジュールの明確化
建設事業は、発注によってスケジュールが決まると言っても過言ではありません。そのためゼネコンが大きな影響力をもつのです。早期にコストとスケジュールのコミットが得られる発注スキームがどれなのかも明確にしながら進めることが可能になるました。
②発注スキームの明確化
①の検討同時に発注体系を整理しました。これは、今後のコスト算出に大きな影響があります。またこれは単にスケジュールだけでなく、品質や責任といったことにも影響します。誰が責任をとって、品質を担保するのかということです。
実は、私が大きく最初クライアントと決めたことはこれだけです。完遂するまでには、他にも色々検討しましたが、初期の段階は上記2点のみです。
プロジェクトの完遂までには多くの課題はありますが、だいたいスケジュールと発注スキームを正確に理解して、明確なプロセスを構築できないからです。私が解決できた要因は、この道筋をしっかりと再構築できたからになります。
■ 建設業界構造(トレンド/主要プレイヤー)の知見の有
建設業界には独特な慣習的なものがあります。これを知らないとなぜ自分達が思ったように進まないなどの事態に陥ってしまいます。また、ゼネコンに任せたはいいけど、コストは高いし、内容の説明がないまま淡々と進んでいってしまう。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
多種多様な建設事業の構想作成、技術検証、スケジュール検証、スキーム策定
■その他
地域: 日本国内(全国規模)
役割: プロジェクトマネジメント経験(発注戦略、スキーム策定、技術検証等)
規模: 延べ面積4,000㎡~100,000㎡の施設規模