監査法人に新たな会計処理を納得してもらうコツを豊富な経験を元にお話しできます。
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■光学事業という、この10年で激しい環境変化に晒された特殊な経理の責任者として、①会社清算に向けた全社固定資産およびリースの減損、②開発費用を固定資産減損対象から外す、③細かかった固定資産のグルーピングをおおぐくりに変更、⓸特許使用権の許諾にともなう80億円規模の一括利益計上、⑤J-SOXの監査対象のローテーション化、といった全社で前例のない会計処理について数多く会計士と渡り合ってきました。
■監査法人は過去に事例のないことや会計処理変更については、まずはかなり慎重な判断をしますが、事業環境の変化を会計的に俯瞰し、最近の会計動向を取り入れ、また、会計士の見解を消化しながら、短くて半年、長ければ1年半にわたり交渉して当初目的を完遂してきました。
■会計基準や指針の最新動向を常に確認して実務の見直しが必要かどうかを確認し、先手を打って準備を進めています。
■海外および国内子会社の経理部長としての経理業務に加え、事業部全体を統括する経理グループリーダーとしての経理業務を担当しているので製造責任から連結上の適正な統制まで幅広く押さえたお話ができると思います。
■その他
地域: 愛知県にあった生産子会社、八王子にある光学事業部
役割: 子会社経理・財務部長、事業部経理グループリーダー
規模: 子会社、事業部とも500人規模
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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経理実務を身近なソフトを使ってDX化し、経理業務の効率化・リモートワーク対応を無理なく進める方法をお話しできます。
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 期末監査時の監査資料として前期末対比のP/L、B/S資料作成にRPAを使用し、広範囲で詳細な科目の差異金額分析を短時間で完成させ、会社側工数、監査法人側工数の両方の削減に成功しています。Teamsの会議機能、投稿・ファイル共有機能を使用して前期末往査から全て完全リモート対応を実現しています。 また、月次決算においてのリモートワーク対応として、伝票のPDF承認手順を各部門に周知し、伝票担当者が月3日程度の出社で対応できるように改善しました。 ■ 実績や成果 期末監査業務効率化により、監査報酬の10%削減を達成しておりますが、月次においても経理G員含め部署担当の経理業務の為の出社は月3日で運営しています。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか いずれも全社での前例がなかった為、経理統制に問題ない勘所を押さえたうえで業務フローを経理G員に提案し、実務に影響が無い様調整した上、監査法人や本社経理部に説明し、納得してもらったうえで導入。現在も環境変化に応じて調整を継続しています。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 日本会計士協会の通達など最新情報を把握した上で、新しい経理統制に必要な関連情報を常に探索しています。 ■ お役にたてそうと思うご相談分野 上記の具体的な経験を踏まえ、月次と期末の経理業務のどこに手を付けて周囲に展開していくか、具体的なご相談に応じることが出来ると考えております。
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海外(特に中国)子会社との取引における会計上、国際税務上の課題について経理責任者としての経験に基づいてお話が出来ます。
¥30,000~■ 光学事業における経理の責任者として、①中国子会社での政府対応、②移転価格税制上の注意点、③連結損益における減損回避、⓸特許使用権の許諾にともなう80億円規模の一括利益計上、といった会計処理、国際税務上の課題を解決して参りました。 ■ 特に移転価格税制においては適正な利益配分が出来ているという裏打ちができる体制整備と文書管理が重要です。また、今までにない取引を行う場合は、事前に会計士の見解を消化しながら、こちらから正当性を説明できなければなりませんが、考慮しておくべき視点の広さが要求されます。 ■ 会計基準や指針の最新動向を常に確認して実務の見直しが必要かどうかを確認し、先手を打って準備を進めています。 ■ 海外および国内子会社の経理部長としての経理業務に加え、事業部全体を統括する経理グループリーダーとしての経理業務を担当しているので製造責任から連結上の適正な統制まで幅広く押さえたお話ができると思います。
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RPAを現場で自力開発し、資料の即時作成、高度化等により、監査時間を一気に短縮する方法をお話しできます。
¥30,000~■ アドバイスを提供したい方 <事業部経理統制の責任者> ・RPA導入の勘所 RPAによる経理統制の効率化・高度化は、手間をかけない迅速な分析力を利用した、月次での簡易な会計監査の実現にかかっていると思います。この視点でのRPA開発、運用について具体的なアドバイスをいたします。また、通常はIT部門にRPA開発依頼をすることが多いと思いますが、私の部署では自力開発しましたので、開発の苦労とその果実、課題など具体的なお話を現場目線で整理してお話しできます。 ■ 経験時期 2018年~現在 ■ 経験部署 コニカミノルタ㈱光学コンポーネント事業部 ■ 立場や役割 経理課長として2拠点に分かれている事業部の財務・経理統制。 ■具体的な経験の詳細 <全般> IT部門による全社的なRPA導入教育を経て、経理統制の高度化を目的に経理部門で会計R/3を使ったRPA(Automation Anywhere)タスクを自部署で開発、運営中です。 <具体的項目> 期末監査時には監査法人から前期末対比のP/L、B/S残高差異内容を確認されますが、時間が限られる中、質問を受けるごとに誰が対応するのか、回答内容はどうかと、いちいち手を止めての調整が必要でした。この調整のムリムダムラを解決するためにRPAを使用しました。 RPAは人力では気が滅入る、広範囲で詳細な科目の差異金額を作成するという事が短時間で実現可能ですので、毎期末、会計士が分析用に作成している資料をあらかじめ確認し、会社側で代行作成する事にしました。 これにより、帳簿が締まったすぐ後に資料作成し、こちらから監査法人に説明する事により会計士からの無駄な質問が減少、経理Gメンバーの分析段取りも他の期末業務とのやりくりで効率化でき、会社側工数、監査法人側工数の両方の削減に成功しています。 RPA活用により、作成時間の大幅削減だけではなく、月次・期末の決算業務終了後に資料を作成するといった順次作業から解放され、同時並行で業務を進め、業務の質の高度化とスピードアップの両面を実現しています。 <期末監査への展開効果と今後の目標> 期末監査業務効率化により、監査報酬の10%削減を達成しておりますが、これだけではなく、期末にまとめて行っていた質の高い会計監査対応を簡易的に月次展開することが次の目標でもあります。 <RPA作成の具体例> RPAタスク作成に当たってはBPRの視点を加えて業務フローを作成し、各コマンドに落とし込む必要があります。タスクが一通り出来上がっても、会計R/3を使う時間によっては反応の速さが変わるため、実際のRPAタスクの動きを確認しながらの微調整は欠かせません。その他にも細々とした留意点があるため、事前にこれらを踏まえた上でRPA化する業務の選別をしておかないと自力でRPA開発を進める職場のモチベーションを保てなくなるので注意が必要です。 これらの経験を踏まえ、RPAタスク開発対象とする業務の選別や開発時の留意点、職場のモチベーション維持といった運用方法でお役に立てると思います。