RPAを現場で自力開発し、資料の即時作成、高度化等により、監査時間を一気に短縮する方法をお話しできます。

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エキスパート

氏名:開示前


■ アドバイスを提供したい方
<事業部経理統制の責任者>
・RPA導入の勘所
 RPAによる経理統制の効率化・高度化は、手間をかけない迅速な分析力を利用した、月次での簡易な会計監査の実現にかかっていると思います。この視点でのRPA開発、運用について具体的なアドバイスをいたします。また、通常はIT部門にRPA開発依頼をすることが多いと思いますが、私の部署では自力開発しましたので、開発の苦労とその果実、課題など具体的なお話を現場目線で整理してお話しできます。
■ 経験時期
2018年~現在
■ 経験部署
コニカミノルタ㈱光学コンポーネント事業部
■ 立場や役割
経理課長として2拠点に分かれている事業部の財務・経理統制。
■具体的な経験の詳細
<全般>
IT部門による全社的なRPA導入教育を経て、経理統制の高度化を目的に経理部門で会計R/3を使ったRPA(Automation Anywhere)タスクを自部署で開発、運営中です。
<具体的項目>
期末監査時には監査法人から前期末対比のP/L、B/S残高差異内容を確認されますが、時間が限られる中、質問を受けるごとに誰が対応するのか、回答内容はどうかと、いちいち手を止めての調整が必要でした。この調整のムリムダムラを解決するためにRPAを使用しました。
RPAは人力では気が滅入る、広範囲で詳細な科目の差異金額を作成するという事が短時間で実現可能ですので、毎期末、会計士が分析用に作成している資料をあらかじめ確認し、会社側で代行作成する事にしました。
これにより、帳簿が締まったすぐ後に資料作成し、こちらから監査法人に説明する事により会計士からの無駄な質問が減少、経理Gメンバーの分析段取りも他の期末業務とのやりくりで効率化でき、会社側工数、監査法人側工数の両方の削減に成功しています。
RPA活用により、作成時間の大幅削減だけではなく、月次・期末の決算業務終了後に資料を作成するといった順次作業から解放され、同時並行で業務を進め、業務の質の高度化とスピードアップの両面を実現しています。

<期末監査への展開効果と今後の目標>
期末監査業務効率化により、監査報酬の10%削減を達成しておりますが、これだけではなく、期末にまとめて行っていた質の高い会計監査対応を簡易的に月次展開することが次の目標でもあります。

<RPA作成の具体例>
RPAタスク作成に当たってはBPRの視点を加えて業務フローを作成し、各コマンドに落とし込む必要があります。タスクが一通り出来上がっても、会計R/3を使う時間によっては反応の速さが変わるため、実際のRPAタスクの動きを確認しながらの微調整は欠かせません。その他にも細々とした留意点があるため、事前にこれらを踏まえた上でRPA化する業務の選別をしておかないと自力でRPA開発を進める職場のモチベーションを保てなくなるので注意が必要です。
これらの経験を踏まえ、RPAタスク開発対象とする業務の選別や開発時の留意点、職場のモチベーション維持といった運用方法でお役に立てると思います。

■その他
地域: 東京都
役割: 経理課長
規模: 事業部として200名程度

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氏名:開示前

2019年4月からビザスクさんに登録、私の初めてのスポットコンサルの様子が5月初旬NHKおはよう日本で紹介されました。

<強味>

大企業と子会社の間を行き来して双方の視点で経理・財務および原価管理の仕組みづくりや、経理統制の導入・運営ができ、何よりも現場実務を部下と一体で改善、分かり易く効率的な仕組みを作り上げた経験の深さはだれにも負けません。業務種類でいうと伝票審査から、工場原価管理、予実管理、コストダウン提案、資金繰りまで幅広い実務運営の経験・ノウハウに強みがあると思っています。また、最近ではRPAを月次業務に取り入れて経理統制の質を向上させる事にも取り組んでいます。また、若いころに英国での9か月間の語学研修留学でビジネス英語を鍛え、マレーシア生産子会社の財務部長として英文会計を使いこなしてビジネスをしていましたので、海外法人に対して英語でアドバイスをすることも問題ありません。

<主な経歴>

1986年~(人事等)

入社後に人事部で英国の語学研修、海外人事、販売子会社人事を担当した後、工場経理として原価管理を担当。

1998年~(生産子会社財務部長)

マレーシアのカメラ生産子会社に財務部長として着任。2004年には中国の複写機生産会社設立時に財務部長として地方政府への登記、組織立上げ、経理統制の確立を実施、2006年に日本に帰国後、愛知県にあった国内携帯電話部品生産子会社に赴任、2008年のリーマンショック後の急激な市況の悪化と携帯日本メーカーの事業規模の急激な縮小を受け、子会社清算を決定、2010年に会社清算を完遂。

<経歴キーワード>

マレーシア クアラルンプール 中国 無錫 海外子会社 国内子会社 生産子会社 会社立上げ 会社清算 海外駐在 複数国駐在 経理マネジメント J-SOX 内部統制 経理統制 資金繰り管理 予算実績管理 精密工業 光学事業 原価管理 新製品開発提案 会計R/3 RPA 伝票審査 コストダウン 英国語学留学 TOEIC870点 Cambridge First Certificate取得 英語による文書・会話業務遂行得意 中国語業務上での対面会話可能


職歴

職歴:開示前


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