研究現場における労働災害防止についてお話可能です
■具体的な経験の内容
労働災害を抑止するため、管轄エリア社員に向けてメールマガジンを発信。
派遣会社の社員が労働災害を起こしてしまうと社員の身の危険だけでなく、
社会的影響から派遣先、派遣元企業の信用失墜に繋がり、大きな損害を被る。
そこで、管轄エリア内でプロジェクトチームを結成。
主に、労働災害防止のアイデア出しやPDFファイルによる啓発資料の作成をし、
毎月の始め(プロジェクト発足1ヶ月後の7月から翌3月まで)にヒヤリハット事例を掲載したメールマガジンを発信した。
■実績や成果
290日連続で労働災害が0件であり、労働災害の抑止に貢献した。
最後の成果報告では、会社全体12チーム中、トップの成績で社内功労賞を受賞。
■そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
管轄エリア社員全員に情報が伝わる必要があったこと、チームの方向性が確立されておらず、誰がどんな役割を担当するのか不明確という2つの課題を有していた。
改善するために、主に2点程工夫を行なった。
まずチームメンバーとして着眼した部分は、それぞれの経歴、専門が異なる部分に着目し、専門分野別で起こりがちなヒヤリハットを考え、それぞれの役割分担、期限を設けた個人のノルマを設定した。
個人としての取り組みは、小さな仕事(メンバーの意見のフォロー、メールマガジンの構成の添削)から取り組み、その経験を通じてチーム全体のアイデアまとめ、資料作成の主担当として担当するようになった。
以上の工夫により、チーム個人の役割の明確化、管轄エリア社員全員へ労働災害抑止するための情報発信が可能になった。
■業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
無
■お役にたてそうと思うご相談分野
労働災害防止に向けた啓発活動(ヒヤリハットを起こす従業員に対してどのように啓発すれば良いのか悩んでいる)、ヒヤリハットの抽出方法(ヒヤリハットを考えるのは良いが、どのように運用に繋げ、継続していくか分からない)
■その他
地域: 大阪府
役割: 主担当(出向元の大学)、フォローワー(親会社のプロジェクト)
規模: 出向元の大学:20名程度、親会社:80名程度