グローバル内部統制/コンプライアンス・スキームの整備に関してお話できます。

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容
2016年の地域本社制の導入により大きくグローバル化に舵を切ったグループにおいて、それに相応しい内部統制のスキームを整備することが急務であった。そのミッションを受け、短期間に全世界をカバーする内部統制特に内部監査体制をハンズオンで整備し、強固な体制を立ち上げた。

■ 実績や成果
各地域本社に監査部長ダイレクトレポートの監査人を配置し、また各地域のトップマネージメントに対するインタビューを含む「リスクアセスメント」を開始することで、グローバルな内部統制スキームを構築した。

■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
監査部長就任以前は、日本人の監査人のみで日本から監査を行っており、海外事業所のリスク把握は全くできたいなかった。またリスクヘッジに関するアクションもスピード感にかけるものであった。このマインドセットを一気に変更し、各地に現地の状況をデイリーベースで把握、アクションを起こせる現地監査人を配置(部長自ら採用)すると同時に、日本の本社の監査人の意識をグローバルに変革する数多くのアクションを取った。

■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無
このようなグローバル監査体制を持つ日本企業は少なく、多くの企業から参考にされた。

■ 関連する論文やブログ等があればURL

■ お役にたてそうと思うご相談分野
グローバルレベルでの内部統制/コンプライアンス・スキームの構築・維持。

■その他
地域: 日本・アメリカ・フランス・シンガポール
役割: 監査部長としてグローバルレベルの内部統制を担当し、グループのグローバル化に対応した新組織を整備した。
規模: 監査部門人員30名

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氏名:開示前

1982年㈱資生堂入社後、30年以上に渡り海外ビジネスに従事し、EMEA40か国におけるグループ・ビジネスを統括する「欧州地域本社社長」も10年間務めた。(売上責任:400~500億円。社員数:2000名)この経験も含めて20年に渡り海外事業の上級マネージメント職に就き、販売・マーケティングからインフラ整備に至るまで、幅広い領域で実績を残してきた。特に、2004年に開始した全世界を網羅する「デューティーフリー」事業においては、組織の整備も含めて事業をゼロから立ち上げ、現在では売上1000億円を超えるグループ基幹事業の一つの基礎を作った実績を持っている。2016年から4年間は、監査部長としてグループ全体の内部統制責任者の役割を担い、急速にグローバル化を進めるグループに相応しい、「グローバル監査体制」の構築を成し遂げた。


職歴

職歴:開示前


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