流体力学分野における現象解明アプローチとシミュレーション活用について話せます
情報工学系機械情報工学出身で修士,博士課程で流体構造連成現象を対象に学位を取得しました.
最近実用化した製品にドローンがありますが,私は蝶々や水棲生物を模倣した飛翔,遊泳体を対象に研究しておりました.共通点としては流体(流れ)のコントロール,相違点は力を発生する機構が剛体の回転翼か柔軟に変形する翅,尾ひれであるかの違いです.後者の方が圧倒的にエネルギー効率は良いのですが,もう少し実用化のために技術が必要なことと,欧米ではかなりの投資が実際にされているという対象に長い期間触れてきました.
現在は流体に関わる幅広い分野(自動車,重工,電機,食品,薬品)のメーカーをお客様として日々シミュレーションコンサルを行っています.
世の中の「動くもの」は(渦)流れ現象が関わっていると言え,時代の流れ,笑の渦,波がある,など割と日常的に使われる言葉の中にも流体に関わるワードがあり,実は流れを支配する方程式で説明ができます.
私が考える流れの学問的な内容,専門の方でない方に対しても生活に繋がっている身近な話,ビジネスにおけるアイデアの創出に繋がる話ができればと思います.
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2007-現在
どちらでご経験されましたか: 大学,外資系CAEベンダー、企業内ベンチャー
その時どのような立場や役割でしたか?: フロントエンドにて流体現象の問題解決を数値シミュレーションや実測を用いて実施.その他,顧客に向けた解決策提案からセールスまで.
地域: 東京都
役割: 技術サイド、コンサルティング
規模: 300人