従業員・経営層、双方の視点からの複業制度の導入支援
フルタイムワーカーとして勤務しながら、自分の人生の主導権を取り戻さなければならないとの危機感からビジネスオーナーとなるべく複業に取り組んできました。
まず着手したのが、複業の時間を確保するために「残業代がゼロでも生活できるように自身のキャッシュマネジメントをする」というところからでした。ここからきちんと取り組まなければ、安易に時間を切り売りする「アルバイト型副業」となってしまうため、疲弊することとなります。
幸い、前向きに同じことに取り組んでくれる友人にも恵まれ、「何をどういう順でどう取り組むか」という議論を深めることができ、戸建てを活用したゲストハウス経営、ゲストとの交流によって培ったノウハウを活かし、インバウンド向けウェブマーケティングを行っています。
大きな流れとして、政府も複業を支援しており、自立した職業人の育成に危機感を持って取り組んでいます。一方、従業員も、定年まで会社にぶら下がっていても、長い引退生活を充実して生き抜くことは出来ないと気づきつつあります。
企業が複業を適切に支援すれば、従業員の生産性・ロイヤルティ向上、多様性による組織活性化などのメリットがある一方、いたずらに解禁しても「時間切り売り型」の副業により、従業員の疲弊を招く可能性があります。
複業に取り組みたいという従業員へのヒアリング、マネジメント層の意識改革、制度設計と広げ方は適切に進める必要があります。ぜひ貴社のお力になれれば幸いです。
■その他
地域: 大阪、東京
役割: 自身が複業家として実践
規模: 当事者として事業を複数立ち上げ。事業パートナーの巻き込み。