多店舗展開される方に、候補地の客観的評価方法をお教えしますについて話せます
■背景
私は株式会社セブン-イレブン・ジャパンにて約31年間在籍し、そのうち27年間を新規出店開発部門で過ごしました。
開発担当者・マネージャーとして、日本各地(東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫など)で約300店舗の出店に携わり、
候補地選定からオーナー交渉、契約、建築、開店までのすべてのプロセスを実務で経験しました。
特に路面型24時間店舗に加え、オフィスビルや大学構内などの特殊立地での非24時間営業店舗の出店も多数担当。
加えて、出店の可否を判断する審査部門にも在籍し、以下のような業務を担いました:
売上予測モデルの構築
出店調査書の審査とマニュアル化
他業種(CVS以外の小売業)における立地適合調査
開発部門新人の育成および業務フローの整備
こうした実務経験を通じて、「経験や勘だけに頼らず、誰でも一定の基準で立地判断ができる“出店評価手法”」を独自に体系化しました。
■話せること
このセッションでは、多店舗展開を検討されている経営トップや戦略責任者の方に向けて、候補地の評価基準を“ロジカルに、再現可能に”整理する考え方と手法をお伝えします。
具体的には、以下のようなポイントについてお話しできます:
「この立地で売れる/売れない」を判断する視点の整理法
自社業態・商品に合った立地タイプの見分け方
商圏構造(人の流れ・導線・時間帯特性など)の基本理解
売上予測における考慮要素(ボリューム・頻度・競合影響)
開発部門から提案された候補地に対し、経営層が意思決定できる評価軸の整備法
属人的な感覚・勢いに頼らず、「投資対象として妥当か否か」を自ら判断できるようになる視点と枠組みをお持ち帰りいただけます。
■対象となる方
フランチャイズや多店舗展開を検討している中小企業経営者
出店判断に不安があり、失敗リスクを減らしたい戦略責任者
不動産や建築業者からの提案を“妥当かどうか”評価する軸が欲しい方
出店開発部門の社内会話レベルを引き上げたい経営陣・統括マネージャー
■補足情報
対応地域:日本全国(経験地域:東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・兵庫・山梨ほか)
過去役割:
・開発担当者/マネージャー(課員最大25名を統括)
・出店審査部門(売上予測・案件審査・マニュアル整備)
・新人育成・現場OJT指導
経験業態:CVS(コンビニ)を中心に、小売・飲食・サービス店舗の出店支援
プロフィール 詳細を見る
職歴
ご近所マーケティング株式会社
- 代表取締役 2022/3 - 現在
有限会社アイ・リサーチ・ラボ
- 代表 2018/10 - 現在
特定非営利活動法人日本コマース・リアルター協会
- 理事 2018/10 - 2024/3
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
- マネージャー 2014/4 - 2018/3
- マネージャー 2013/2 - 2014/6
- 開発担当者(RFC) 2011/10 - 2013/1
- 店舗開発担当者新人研修トレーナー 2008/9 - 2011/9
- 開発担当者(RFC)、マネージャー 1991/2 - 2008/8
- 経営相談員(OFC) 1987/8 - 1991/1
株式会社ケイラインエージェンシー
- 一般社員 1982/9 - 1987/7
社外取締役・顧問歴
株式会社ユニバーサルリサーチ
営業本部
このエキスパートのトピック
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商圏分析を店舗運営に活かす方法について話せます
¥80,000~■背景 セブン-イレブン・ジャパン在籍時、全国約300店舗の出店に携わる中で、候補地調査・売上予測などの「商圏分析」を精緻に行い、成功率の高い出店実績を積み上げてきました。 一方、退職後に多くの小規模店舗を支援する中で、多くの経営者が「商圏分析=出店時のもの」と思い込み、店舗運営に活かしていないことに課題を感じました。 「誰が来ているか」「どこから来ているか」「来ていない人はなぜ来ないのか」──これらを把握することで、チラシ・看板・接客トークまで、店舗運営は大きく変わります。実際、同じ立地でも打ち手を変えるだけで売上20〜40%改善した店舗が複数あります。 現在は“ご近所マーケティング”の考え方として、店舗運営への商圏分析活用法を体系化し、飲食・治療院・美容室など様々な業種の売上改善支援を行っています。 ■話せること 商圏分析の手法を「店舗運営」に応用して、売上を改善する方法についてお話しできます。 具体的には以下のような実務的な支援をしています: 来店顧客の共通点を地域全体に拡張する「潜在顧客分析」 Googleレビュー分析+商圏地図から導く「刺さるキャッチコピー設計」 350m圏で接点を増やすための「導線別チラシ活用法」 商圏のズレを可視化し、店前看板の方向・内容を修正して反応率が2倍に改善した例 通行者層を想定し直し、SNS投稿の内容や頻度を変えて再集客に成功した例 「出店時の分析データがあるけれど、その後活かせていない」 「お客様が減ってきた理由がよくわからない」 「看板やチラシの反応が鈍くなった」 ──そんな現場の悩みに、地図と数字で見える化し、行動に変えるサポートが可能です。 ■その他 商圏分析データを活用し、飲食店で新規客数が1.7倍、美容室でリピート率が月平均15%改善。横浜市「商店街コラボックス事業」でも採択され、分析を元にした販促改善で成果が多数報告されています。
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ゼネコン・デベと連携する開発体制のつくり方について話せます
¥50,000~■背景 年間出店数を安定的に確保するため、不動産会社・ゼネコン・建設会社などとの協業ネットワークを構築。出店戦略の共有資料作成・情報共有システム導入・成果報酬設計などを実行し、協業比率30%超を実現。 ■話せること 協業パートナー選定の考え方、依頼方法、紹介ルール作成、案件可視化の方法など、実務ベースで支援可能。「紹介が続かない」「成果につながらない」とお悩みの方におすすめです。 ■その他 ハウスメーカー・不動産仲介大手などとの連携成功事例あり。紹介→契約化の流れを整備可能。
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大学・オフィス内店舗の出店成功事例を教えますについて話せます
¥50,000~■背景 開発担当時代に大学構内・オフィスビルなど特殊立地での出店を複数経験。関係者調整・利用者属性分析・販売時間帯別商品設計を行い、黒字化モデルを構築。法人営業も兼任し、関係機関と交渉から開店まで一貫対応。 話せること ■話せること 特殊立地に特化した出店戦略(稼働時間、導線設計、商品構成、プロモーション制約)について具体的にアドバイス可能。特に「売上が読みにくい」「休業日対策が難しい」といった悩みに対応できます。 ■その他 大学構内CVS、オフィス内飲食店舗等で黒字化を実現した成功例あり。