中小企業向けの業績管理・評価制度構築についてお話できます。
■ 具体的な経験の内容
会計事務所を母体とする中小企業向けコンサルタント会社で東京支社の支社長をしておりました。
主に顧客の業績管理体制の構築支援および社員教育、評価制度構築をメインに行っていました。
クライアントは20名規模から上場企業まで幅広く担当しており、単なる評価制度構築ではなく、業績管理を構築したうえで、労働分配率によって管理された報酬の仕組み構築を強みとしていました。
(生産性向上によってもたらされる利益の分配ルールを決め、社員の報酬向上と会社の利益向上の両立を図る)
■ 実績や成果
会計事務所の知見を元に、見込みの管理、業績管理体制を構築。業績の状況を社員に公開しその状況を元に毎月業績会議を実施。さらに業績の利益に応じた報酬制度を構築し、それに基づいた目標シートを作成。結果、会社の営業利益は過去最高の金額を記録。ルールに基づいて社員には過去最高額の報酬を支払う事ができた。(社員の報酬増と会社の利益増の両立を実現)
■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか
評価制度構築に欠かせないものは、日々変化する業績見込み管理を正確に行える基盤をつくることです。将来の業績に対して行動を促していくためには、リアルな業績の状況管理と公開が欠かせません。その基盤を構築したうえで、利益の分配ルールを決め社員の意欲動機づけに働きかけることが重要です。
この業績管理の基盤構築と分配のルール作りを、経営者や幹部ときちんと話し合いを重ねて構築し、決めたことを社員へ説明する、こういった手順をひとつひとつ手稲に行う必要があります。
■ お役にたてそうと思うご相談分野
業績管理が十分できていないと感じられているかた
評価制度を見直して組織風土を変えたいと思っているかた
■その他
地域: 東京都
役割: 東京支社長(マネジメント)
規模: 社員数:100名以上のコンサルタント会社 クライアント規模:中小企業20名前後~上場企業まで