ヒューマンエラー(人的ミス)防止や、その根底にある企業・組織風土の改善に関して、コンサル/実際の改善を経験してきました
IBMのアウトソーシング品質部門の代表として、大規模障害を発生させてしまったプロジェクトの品質改善向上のため、コンサルタントおよび実際の改善活動を実施して参りました。
もちろん当初は、IT関連ですので、変更管理、問題管理、SLA管理など、いわゆるITILをベースにした改善を進めてきました。ところが、すばらしい各種プロセス、手順書、ルールなどが既に存在するにも関わらず、ヒューマンエラーが連続することに、何かもっと根本的な問題があるのではないかと、実際に現場に入って観察、分析してみました。するとその根底には、そのプロセスや手順書、ルールを運用しているのは、実は「人」であり、「組織風土」が大きく影響していることを発見したのです。立派なプロセスや手順書があっても、そもそもその担当者が「違反」してしまったら、また違反せざるを得ない周りの「環境(風土)」があったら、そこをまずは改善しなければ、いくら上位のプロセス、ルールを厳しくしても障害は減りません。
「 ヒューマンエラー(人的ミス)の防止」「 組織風土の改善」には、以下のポイントがあると考えています。
<ヒューマンエラー(人的ミス)の防止>
・ヒューマンエラーの誘発メカニズム
・ヒューマンエラーの分類
・ヒューマンエラーの減らない理由
・ヒューマンエラーの防止策(m-SHEL分析/5WHY/PSF分析/ヒアリハット分析など)
<組織風土の改善>
・組織風土の構成要素
・真のリーダーシップとは
・コミュニケーションを向上させる工夫
・モチベーション向上術
ITILやISO/IEC20000内部監査資格を保有していますので、IT全般の品質向上はもちろん可能です。しかし、「この頃ヒューマンエラーが多いな」「従業員がどうも元気がないな」と感じている会社、組織の方がいましたら、少しでもご相談いただけると幸いです。
なお、「日本科学技術連盟 ソフトウェア品質保証部長の会」の会員(第五期)でもありましたので、関連URLを添付いたしますので、よろしければご参照ください。
http://www.juse.or.jp/sqip/community/bucyo/
https://www.juse.or.jp/sqip/community/bucyo/file/sankakoe_20150203.pdf#search=%27%E4%BD%90%E9%87%8E%E5%81%A5%E5%A3%AB%27
お会いできるのを楽しみにしております。
■その他
地域: 全国各地
役割: 品質部門部長でありプレイングマネージャーとしてのコンサルタント
規模: 数十名から300名規模のIBMアウトソーシングのお客様プロジェクト(金融、製造、流通など)