決算日程の短縮、決算情報の活用、IRの考え方などについて話せます
〇赴任当初は無理な決算日程の短縮により職場全体が過重労働を強いられ、メンタルによる休職者を出す状態であったが、業務を見直しと管理職の意識改革を行い、最終的には決算時でも30時間/月まで削減。
〇IR担当時には株主懇親会や単元株数の見直しを担当。会社と株主の求めることの一致点でのIRを目指していく。
〇内部統制制度導入時にはいち早く社内全体に働きかけ、先ず意識醸成を図る。そののちに、自部門から内部統制担当者を育成し、内部統制部門を設立させた。
〇IFRSについては経営者と議論を重ね、世界中の法人を一律比較する経営ツールとしての導入を決定。業界によって影響が異なると理解したため、業界横断の研究会を設立。日清食品、ハウス食品等の参加を得た。
〇50年以上の付き合いのある監査法人がグローバルなIFRS決算に対応できないので、当該監査法人に状況を理解して貰うとともに、4大監査法人+αと情報交換を行い、スムーな監査法人交替のレールを敷いた。
経理部門全体の経営視点からの活用の仕方、会計監査、税務調査等の対応や活用の仕方についてアドバイスできます。
■その他
地域: 東京、名古屋
役割: 財務経理部門長
規模: 年商1800億円、全社従業員2000名、部門所属員40名
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職歴
台湾カゴメ株式会社
- 董事長(取締役会長) 2014/4 - 2017/3
カゴメ
- CFO 2012/4 - 2014/3
- 部長 2003/4 - 2012/3
- 担当部長 2000/4 - 2001/4
- 課長、担当部長 1994/7 - 2000/3
- 担当職、主任 1977/10 - 1988/7
ハインツ日本
- 人事担当執行役員 2001/5 - 2002/9
カゴメUSA(米国子会社)
- 取締役CFO 1988/8 - 1994/6
このエキスパートのトピック
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食品(調味料類)における海外事業立上げの特にリスクサイドとインフラ整備について話が出来ます
¥30,000~米国法人の立上げから関与しました。 海外給与制度も一から設計。派遣される従業員に不利益が生じないで精いっぱい仕事が出来る仕組みを目指して設計。現地での生活のインフラ支援も行う。 アジアは50年の歴史のある台湾法人の現地パートナーとの経営権争いの仲裁に尽力。最後は董事長としてパートナーとの関係を改善。 中国、東南アジアは数社の立上げと撤退を支援。事業計画に見込まれていないリスクについて話が出来ます。
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伝票チェックから全社決算、法人税申告書の作成等ほぼ全ての上場企業の決算業務と省力化のためのシステム化。
¥30,000~入社時点では伝票チェックから担当したが、2年で全社決算の取りまとめ、役員会へ提出の月次決算纏めを任される。PCがなく電卓での集計業務であったが、誤謬削減対策を行い、月次決算速度を向上。 原価計算システムは大型コンピュータで処理されていたがシステム構築後見直しがされていなかったので、データの不整合等の見直しを単独で行う。同時期に全社で最初のPC導入を行った。 続いて、独学で法人税申告書の仕組みを理解し、全社申告書の作成、税務調査の対応を担当し、複数回の調査を大過なく終える。 同時期に海外進出の全社プロジェクトに参加し、米国進出のリスクを研究。 財務会計、税務会計の決算の「精度」「速度」「情報の活用の仕方」などについては有効なアドバイスができると思います。