出版会社で受注・編集・印刷・製本までの生産ラインを管理することで生産性を向上し残業時間を8割削減した方法をお話できます

エキスパート

氏名:開示前


■ 具体的な経験の内容
 中学入試・高校入試の過去問題集を自社で印刷・製本まで行っている会社。
 営業職ではあったが、内勤の日は本の製作を手伝わされ、手先が不器用なため、
 パートのおばちゃんに怒られるのがイヤで「何でこんなに業務がひっ迫してるんだろう?」と
 編集・製作部門の業務内容を調べたら、先行業務が遅れることで後行業務が比例して遅れることがわかった
■ 実績や成果
 各部門ごと&タスクごとにかかる作業時間を調査し、
 その調査結果を下に翌年のマスタースケジュールを作成。
 飛び込みで受注した仕事は、マスタースケジュールと照らし合わせて納期を調整。
 マスタースケジュールは、タスクが部門間で重ならないよう、かつ、
 日割り計算で祝祭日・盆休みや、出版物の運送予定(GWや高速道路の集中工事など)も全て考慮に入れた上で
 全部門・全タスクを網羅したもの
 結果、
 各部門とも残業時間が一日1時間を2か月ほどに短縮(以前は各部門とも毎月2時間以上残業)、
 販売のピーク時に人手不足で出荷できなかった注文分の労力をアサインできるようになり、
 注文分だけでも前年比実売1,200万円増、残業代削減等を含め全体の純利益は前年比2,000万円増となる。
(改善のヒント)
 優秀な社員を入れても管理職がタスクフローに無知であれば、
 「ノー残業デー」やら「定時退社メール」なんぞを取り入れても何も変わらない。
 会社全体のタスクフローを知っている人が社内を統括しない限り、生産性も向上しないし残業も減らない。
 (タスクフローを知っている社長や幹部をお目にかかったことはないですが…)
■ 関連する論文やブログ等があればURL
 http://s-planners.com
■ お役にたてそうと思うご相談分野
 社内にライン業務のある会社の業務改善、生産性向上、残業削減
 ライン業務でなくても、例えば、営業が取ってきた仕事を事務処理するもの(保険代理店など)は、
 先行・後行業務と分かれるのでアドバイスできます。
 物流系は陸運・海運の移動時間がランダムのため、時間の組立てができずアドバイスは難しいです。
 企画部門は、KJ法などのブレストを取り入れて計画的な立案を取り入れる他は浮かばないです。

■その他
地域: 静岡県
役割: 営業職ではあったが統括マネジャー的なこともしていた
規模: 正社員、バイト含め30人ほど

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氏名:開示前


職歴

個人事業主(エス・プランナーズ)

  • 代表 2014/1 - 現在

株式会社教英出版

  • 2006/12 - 2012/1

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