高等教育機関（高等専門学校・短大・大学）における学務管理システム全般の基本設計・構築ノウハウについてお話できます

1990年4月、札幌市立高等専門学校（現・札幌市立大学デザイン学科）の開校に際して、前年度から入学試験システムの開発、学務システム全般及び導入に関するコンサル営業を実施し、初年度のシステム関連納入物件一式の競争入札において、日本IBM、富士通、NEC等競合8社の提案を抑えて受注。以降2000年度までの10年間、同学の継続的なシステム保守及びコンサルティングから新規案件の開発・導入教育等に従事する。メーカー（富士ゼロックス）でありながら、マルチベンダーを統合して中立的なSIコンサルを実施し、最先端のキャンパスLANを構築。将来的に高専から大学へのシームレスな移行をも考慮したコード体系の基本設計に注力し、業務引き継ぎ後の地域外社（富士ゼロックス北海道）において、実際にシームレスな学務システムの移行を実現した。

■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 1989年8月頃～2000年6月20日。
どちらでご経験されましたか？: 富士ゼロックス株式会社
（当時の北日本営業事業部北海道支店システム営業課）
その時どのような立場や役割でしたか？: 営業支援SE及び開発主管SE(プロジェクト・マネージメント・リーダー)
一番誇りに思う成果はなんでしたか？: 当時のマルチベンダー混在環境において、複数通信規格（プロトコル）を統合し、XNS,DEC,AppleTalk,TCP/IPのGatewayを構築、相互流通を可能にした。
また、デザイン学科に特化したMacintoshと各種専門アプリケーションの導入に際して地元のベンダーと協業し、教員及び学生へのセミナーを開催して実効性の高い教育環境を提供することが出来た。