台湾における新規商品の市場調査についてお話できます
社会人になって合成樹脂及び製品の販売、コンシューマー商品を手掛け台湾駐在となりました。エンジニアリングプラスチックの販売、合弁交渉等の後帰国、アジア地区販売で毎月海外出張、その後床暖房を最後に大手を退社、光通信用のスウィッチやチューナブルレーザー、有機EL装置の販売商社を経て台湾商社に転職。合成樹脂販売で蘇州にも1年、台湾に戻って液晶関連資材、特にバックライト関係を手掛けました。
7年前に独立、何でも屋で日本のファインテックショウ出展者に事前にメール送付、300通ほど発信して返信は1割、その中でルートがないので話を聞きたい、というブースを十数社訪ね商品説明を受けて台湾で走り回るといった仕事をこなして来ております。又、知り合った会社からの紹介だという事で新規商品の市場開発を請け負うような事もやっております。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 合成樹脂、製品の販売を日本で12年、台湾でエンプラ樹脂販売、合弁交渉等を5年、床暖房を日本で2年、光ケーブル周辺と有機EL装置を2年。その後合成樹脂販売・液晶バックライト関係を5年、独立して7年で半導体パッシべーション等経て、今検査機器等を手掛ける傍ら、金属熱処理会社の顧問を務めております。
どちらでご経験されましたか?: 出光興産、出光石油化学、三盟、大蒼企業、テクノファイン、アダプティブ(自分の会社)、ONEX
その時どのような立場や役割でしたか?: どこにいても決済の実質は自分です。今は全て自分が頼りですが、ベンダーさんの意見を尊重します。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 事務系のクセに半導体パッシべーションのような世界に頭を突っ込み、ある程度理解して台湾の太陽電池メーカーに軒並み出入り、某半導体装置メーカーの顧問を務めるまでになった事。北京語も英語も両方活用できた。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: ある程度の原理を学ばないといけないので、元になる大学研究室を訪ねて勉強した。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 新規商品を市場に出したはいいが、展示会で台湾の名刺を渡され「どうしたものか?」と困っていらっしゃるような中小規模のメーカー様に対してアドバイスのみならず、実際にマーケティングのお手伝いもさせていただきます。