海外に進出した製造業や販売会社等の日本からの統合管理、システム化などについてお話が出来ます。
学校卒業後、自動車メーカー(海外事業)に進み約13年勤務、
その後、IT業界に進みました。
主に産業系と言われる業種の情報通信化関係を26年ほど経験しました。
2002年頃から製造業等の海外進出案件に関わるようになり、
2007年から約10年間、海外事業部管轄の中国現地法人に赴任しました。
主要な顧客は、日本の製造会社や物流会社、販売会社(製造販売含む)の現地法人です。
主な業務は現地法人の業務改善でツールは現地法人の情報通信化と日本から現地法人の見える化です。
顧客の背景(例)
現地法人は、文化も各種習慣も日本と違いますので、各種の課題や問題が山積みになっている企業が多いです。
各種データに関しては、Excelや紙などが依然として多く、集計作業が煩雑でひどい場合は決算棚卸時にしかデータが揃わないなど、大企業の連結対象会社でもこのような問題が起きてるところがあります。
私の主な業務は、企業のデータ関連に関する現地法人の見える化や業務の標準化などの課題解決に取り組みます。
主な改善内容(製造業の例)
部分最適化では、
①現地法人の企業状況の見える化では、財務(中国は独特)現地複数拠点含むと日本本社の財務連結、
②資材関連では、在庫の適正化、MRPを利用した資材購買、複数拠点の集中購買など
③製造工程管理では、MESシステムによる製造工程の効率化
④生産計画方式の見直しによる生産効率の向上。
⑤受注業務の効率化では、多数の人手に依存した管理の効率化
⑥その他
全体最適化では、(製造業の例)
①受注→生産計画→資材発注→資材入庫→生産指示→製造→検査→製品出荷
そして、財務連動(BS/PL)作成、原価管理など一連の業務の見える化(標準化)
一連の業務データの管理ポイントを設計してデータ連携を作る。
②販売会社と製造会社との連動
③現地に複数拠点がある場合は、現地の統合管理化→日本本社と連動など、
顧客側の期待効果としては、日本本社から現地法人の状態がほぼリアルタイムに見えるようにする。
①トレーサビリティーの実現
②財務帳票の見える化
③在庫の適正化
④生産状態
⑤その他
実施手段の概要
企業内のデータ管理の効率化を実施するため無理や無駄の現場調査から分析、改善計画作成、予算取り支援、
などから業務の見える化や標準化のための情報通信化を実施してきました。
具体的な業務の進め方は、以下
①業務プロセスコンサルタントとして、顧客側に入り現地法人の抱える業務の課題や問題点を分析します。
②業務フロー図の作成(新旧)と改善点の効果検証、
③業務改善のための提案書を作成
④どのようなシステムを使い、どのように改善していくかの改善計画の作成
⑤システムの予算申請の支援
⑥その他
現在の企業の見える化と業務標準化のトレンド
①企業のグローバル進出で各エリアをブロック化、本社で統合化管理をする動き。
例:アジア圏、アメリカ圏、EU件、※中国は特殊なのでアジア圏から独立した中国圏など
マルチカンパニー
②製造業ではIoT機器を利用した生産稼働状態が日本から見える。
また統合化された大企業のケースでは、大元の生産計画を日本本社で作り現地法人に生産指示するなど、
③財務の統合管理
④集中購買、※共通部品の管理
⑤企業内グループ会社の人事管理一元化、、、※優秀な人財のグループ内部活用
⑥設計の統一管理
⑦その他
上記に対する知見が有り、顧客に対して実施支援したこともあります。
参考URL: https://www.mierukasys.com
私の紹介:https://www.mierukasys.com/nom
※表向きは(財)京都産業21に関係する私の友人を表に出してますが、
本来は私の個人サイトです。
相談支援出来る内容
①製造業の見える化、(財務、製造工程、業務全般、在庫等)
②中国進出、中国での経営問題等、中国で企業経営する課題と問題の解決など
③グローバル企業のデータ管理(製造会社、販売会社、物流会社)
④製造業の管理ポイントの設計と構築
⑤上記に関係する内容
相談以外にビザスクを通じて、業務支援も可能です。
以上です。
■その他
地域: 中国の現地法人
役割: 現地で経営管理、ITコンサルタント、プリセールスを経験する
規模: 日系有名ITコンサルタントIT企業の現地法人社員数約130名。クライアントは主に中国に進出した製造会社、物流会社、販売会社(製造販売含む)等