食品製造業および飲食業における米国進出についてお話できます
米国に駐在員を送るということ。就労ビザをはじめ米国で日本人が生活を始めるための必要事項。
米国で食に関わる業務をする為に必要な手続き、許可、注意点。
現地採用の米国人と一緒に働くということ。
米国で会社を経営する際、専門家との関わり方。
米国で結婚、出産するということ。
米国で家を買うということ。家を借りるということ。
米国の保険事情
米国での会社経営と個人の暮らしまでいろいろとお役に立てると思います!
■その他
どちらでご経験されましたか?: 明治時代から続く実家の家業である食品問屋が3代目の父親の時代に日本食ブームの先駆けで米国に製造工場を設立し海外初進出。米国現地法人の総責任者としてNYに赴任し多くの問題と向き合ってきました。
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1988年に現地法人設立。翌1989年に工場始動。その後2006年まで18年間NYに居住し、営業、財務、人事、労務、調達、各種許可関係、訴訟など多岐に渡り経験しました。
その時どのような立場や役割でしたか?: 設立当初は、財務担当役員、その後副社長。中小企業のためすべての決済権限を持っておりました。
実際経験した仕事は、全米とヨーロッパ向けの営業、人事全般(採用、給与、労災、福利厚生)、経理全般、契約関連、米国内の資材仕入。役所や公的機関との許可関係。
得意な分野・領域はなんですか?: 米国での会社設立。特に飲食店の海外進出のサポートを最も得意とします。
また、日本からヨーロッパ各国に商品を輸出している経験から、ヨーロッパの和食市場の情報にも精通しています。
この分野は今後どうなると思いますか?: 海外における和食の発展は留まることを知りません。たとえばヨーロッパではロンドン、パリというような大都市のみならず、東欧、北欧、をはじめ日本人があまりなじみのない国でも和食が大人気となっています。
和食がすでに浸透、定着している米国や、ヨーロッパの大都市では、和食への理解が深まると共に、本物の和食を求める市場が増加。食の最先端をいくNYでは、日本のミシュランスターシェフによる高級割烹、高級寿司などが続々オープンし、和食の多様化が見られます。海外の和食市場は明るい未来があります。
誇りに思う成果はなんでしたか?: NYで毎年開催される「Fancy Food Show」に出展した際、日本が誇るハーブである「わさび」を紹介すると大反響があり、NYタイムズに商品を大きく取り上げてもらいました。
NYタイムズに掲載されてから数日間は、事務所の電話が鳴り止まず嬉しい悲鳴をあげました。
その後アメリカの著名なフードジャーナリストにも取材を受け、「わさび」の効能を説明したり、ラジオ番組に声の出演をしたりしました。