IT業界におけるプロジェクトマネジメント、業務改善、組織改革についてお話できます

エキスパート

氏名:開示前


中小IT企業、ベンチャー企業向けに、社内プロジェクトの問題解決、新規事業の計画・調査、についてお話できると思います。

■その他
どちらでご経験されましたか?: 独立系金融ITコンサルティングファーム 部長
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2010年5月 〜 2016年7月
その時どのような立場や役割でしたか?: FX、CFD、バイナリーオプション等の金融システムを証券会社にパッケージ導入していました。
ソフトウェアの技術的なカスタマイズはエンジニアに任せ、顧客との要件定義を主に担当していました。併せて、プロジェクト全体の管理も担当し、要員計画、契約管理、スケジュール管理を主に担当していました。
得意な分野・領域はなんですか?: ・保守プロジェクトにおける効率化と品質改善
・IT系人材の採用、教育、チームマネジメント
・業務システム導入時の要件定義(証券会社、物販、システム開発)
・金融系アプリ開発のディレクション(Android)
・IPAのスキル標準に準拠した人材育成
・WEBマーケティング、コンテンツマーケティング
この分野は今後どうなると思いますか?: フィンテック自体は市場が拡大していくと思います。一方、既存のサービスは頭打ちになっています。収益性を改善するため、私がいた企業では大幅に人員削減を行っていました。そのため、優秀な人材(フルスクラッチでシステム開発を行えるようなエンジニア)は外部に流出し、業界の技術発展に付いていけなかったところがあります。
金融サービスに求められるシステム基準を満たしながら、効率的にプロジェクトを運営していくためには、短期的に優秀な人材を集めるだけではなく、組織への定着率や責任感の醸成を目的とした戦略的な人材育成が必要になります。
一方、新規性のある技術にはビジネスチャンスがありますので、これらを積極的に研究していくチームも必要になります。ビットコインの取引、決済手法の導入、ブロックチェーンを利用した新サービス、uberのようなネット(SNSでの拡散・マーケティング)とスマホ(位置情報利用)と決済システムを見事に連携したサービスも、社内にそういうアイデアを生み出し、実行していく社風がなければ成しえません。(uberはさらにデリバリーと連携したサービスを開始しています。)
IT業界としては、人工知能を利用したサービスの提供が主流になると思います。Amazonがアメリカで販売している人工知能に接続できるスピーカーなど。また、汎用的な業務に利用できるパッケージ化された人工知能サービス(IBMのワトソンなど)がオープンソース化されれば、事務作業のほとんどは自動化されると思われます。その際、雇用、企業競争力、の大きな問題が表面化すると思われます。
誇りに思う成果はなんでしたか?: いくつかの保守プロジェクトが並行して運営されていました。それらの業務を標準化して大幅に自動化し統合することで、人員を3分の1に削減した体制で運営できるようにしました。
削減した人員には、定型的な事務作業ではなく、要件定義やシステム設計に関わるような業務を担当してもらえるようキャリア開発を支援しました。約7割は離職しましたが、残り3割はプログラマーやネットワークの監視要員から、コンサルタントやマネージャーへキャリアアップすることに成功しました。(オフショア企業のスタッフや契約社員も含む)

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前


職歴

職歴:開示前

謝礼金額の目安

¥30,000 / 1時間

取引の流れ


似ているトピック