すべての企画業務におけるストーリーテリングに沿ったディズニーコンセプト立案についてお話できます
Walt Disney Company(US法人) Imagineeringで約6年、ディズニーパークのアトラクション企画立案をしておりました。少人数でのチームのため、コンセプトや世界観の設定などのストーリー企画立案から、テクノロジー、マーケティング、資金や管理などプロデューサー業務も並行して行っておりますので、幅広く現場面とマネジメント面両方からもディズニーでの手法をお話できると思います。
アトラクションとは、前述通り「総合芸術」の色合いが強いので、一つの映画のような作り方をします。ディズニーが一番大事としているストーリー(世界観)であったり、舞台設定であったり、セリフや登場人物、主人公などの「シナリオ」や「コンテ」を考案します。この部分はアニメーション映画制作と同様です。
そういったアート面を考慮し、最初はアイデアボードから、簡単なイラスト、アーテイストが描いたコンセプトアート、絵コンテ、建築模型、VRで確認できるCG、現物を建築、まで段階を踏んでクリエイティブ管理者に確認しつつ、徐々に大きくしていく作業です。ディズニーでは、一つのアトラクションに企画立案からリリースまで3~5年程度を要するため、気の長くなるような長い思考の上でもブレなく企画を進めなくてはいけません。
また、アート面だけではなく、所謂アトラクションの「仕掛け」であるテクノロジーの知見や、調整能力、ディズニーが得意とするマーケティングも加味して、時間とお金はかかるものの、じっくりと企画遂行してきました。
プロデュースとは何なのか、企画は何なのか、コンセプトとは何なのか、を自分が体験した手法で皆様にお話できれば幸いです。
■その他
どちらでご経験されましたか?: Walt Disney Company Imagineering
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2012年10月 〜 2016年5月
その時どのような立場や役割でしたか?: テーマパークのアトラクションの企画開発を主に行っておりました。「アトラクションは総合芸術」とよく言われるように、人数が少ない分、働き方や決済できる金額を含めて裁量はかなり広く、アート面だけではなく、テクノロジーの知見、マーケティングの知見、マネジメントなどのプロデューサー業務も兼ねなくてはなりません。
ですので、ディズニーの大事にする基本的な考え方をベースに、現場よりの企画立案の方法から、マネジメント方法まで、幅広くお話することができるかと思います。
得意な分野・領域はなんですか?: コンセプト立案
(ブレないコンセプトはどのように築けるか、どう大事なのかなど)
企画提案における発想法
(他社と違うアイデアはどうやったら出せるのかなど)
ディズニーの思想や大切にしていることのレクチャー
(何に重きを置いているのかなど)
この分野は今後どうなると思いますか?: 企画とは、自分の思いを誰かにデリバリーすることですので、どんな分野でも役に立つと思います。
ロジカルな企画にあわせて、ストーリー(物語性)のあるコンセプト立案をsupport致します。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 上海ディズニーランド「Pirates of caribbean」コンセプト企画立案
東京ディズニーランド「Jungle Cruise」リニューアル企画立案
香港ディズニーランド「Frozen area(アナと雪の女王エリア:課題)」企画立案(建築中)
プロフィール 詳細を見る
職歴
ソニーグループ株式会社
- クリエイティブディレクター 2017/11 - 現在
Walt Disney Company
- 2012/10 - 2017/11
株式会社エムティーアイ
- 2007/5 - 2012/10
このエキスパートのトピック
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企画段階におけるにおけるアイデア発想法についてお話できます
¥30,000~Walt Disney Company(US法人) Imagineeringで約6年、ディズニーパークのアトラクション企画立案をしておりました。少人数でのチームのため、コンセプトや世界観の設定などのストーリー企画立案から、テクノロジー、マーケティング、資金や管理などプロデューサー業務も並行して行っておりますので、幅広く現場面とマネジメント面両方からもディズニーでの手法をお話できると思います。 アトラクションとは、前述通り「総合芸術」の色合いが強いので、一つの映画のような作り方をします。ディズニーが一番大事としているストーリー(世界観)であったり、舞台設定であったり、セリフや登場人物、主人公などの「シナリオ」や「コンテ」を考案します。この部分はアニメーション映画制作と同様です。 そういったアート面を考慮し、最初はアイデアボードから、簡単なイラスト、アーテイストが描いたコンセプトアート、絵コンテ、建築模型、VRで確認できるCG、現物を建築、まで段階を踏んでクリエイティブ管理者に確認しつつ、徐々に大きくしていく作業です。ディズニーでは、一つのアトラクションに企画立案からリリースまで3~5年程度を要するため、気の長くなるような長い思考の上でもブレなく企画を進めなくてはいけません。 また、アート面だけではなく、所謂アトラクションの「仕掛け」であるテクノロジーの知見や、調整能力、ディズニーが得意とするマーケティングも加味して、時間とお金はかかるものの、じっくりと企画遂行してきました。 プロデュースとは何なのか、企画は何なのか、コンセプトとは何なのか、を自分が体験した手法で皆様にお話できれば幸いです。
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ディズニー流コンセプト/企画立案についてお話できます
¥30,000~Walt Disney Company(US法人) Imagineeringで約6年、ディズニーパークのアトラクション企画立案をしておりました。少人数でのチームのため、コンセプトや世界観の設定などのストーリー企画立案から、テクノロジー、マーケティング、資金や管理などプロデューサー業務も並行して行っておりますので、幅広く現場面とマネジメント面両方からもディズニーでの手法をお話できると思います。 アトラクションとは、前述通り「総合芸術」の色合いが強いので、一つの映画のような作り方をします。ディズニーが一番大事としているストーリー(世界観)であったり、舞台設定であったり、セリフや登場人物、主人公などの「シナリオ」や「コンテ」を考案します。この部分はアニメーション映画制作と同様です。 そういったアート面を考慮し、最初はアイデアボードから、簡単なイラスト、アーテイストが描いたコンセプトアート、絵コンテ、建築模型、VRで確認できるCG、現物を建築、まで段階を踏んでクリエイティブ管理者に確認しつつ、徐々に大きくしていく作業です。ディズニーでは、一つのアトラクションに企画立案からリリースまで3~5年程度を要するため、気の長くなるような長い思考の上でもブレなく企画を進めなくてはいけません。 また、アート面だけではなく、所謂アトラクションの「仕掛け」であるテクノロジーの知見や、調整能力、ディズニーが得意とするマーケティングも加味して、時間とお金はかかるものの、じっくりと企画遂行してきました。 プロデュースとは何なのか、企画は何なのか、コンセプトとは何なのか、を自分が体験した手法で皆様にお話できれば幸いです。