複合機業界におけるコスト削減・業務効率化についてお話できます
■その他
どちらでご経験されましたか?: キヤノンマーケティングジャパン株式会社
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2007年4月から2017年6月まで勤め、主に中小企業のお客様に対してコスト削減・業務効率化等々の提案を行って参りました。
直販ではなく代理店経由での販売をメインとしていました。代理店は幅広い商材を扱う商社様でしたので、複合機のみならず、ファイアウォール等のセキュリティ商材、会計等のソフトウェア、電話機、回線、什器、LED、などオフィスに必要とされるものは一通りご紹介が可能です。
その時どのような立場や役割でしたか?: 決裁権限は持っておらず、代理店担当の営業一筋で、お客様への提案、代理店営業マンの販売支援に従事しておりました。
得意な分野・領域はなんですか?: 出力機器に関わるコストの削減提案や業務の効率化、生産性向上、セキュリティ向上を得意分野としておりました。
【コスト削減 例】
単純な値下げだけではなく、複合機の使い方・運用を変えることで出力枚数を減らし、月々のランニングコストを減らす。
【業務効率化 例】
FAXの紙出力を辞め、全てPC上でFAX業務を行えるようにする。
【生産性向上 例】
デザイン業や印刷業のお客様向けに出力物の品質を向上させる、多様な用紙に出力する、安定稼働させる、即時に成果物を出力できる機器を提案し、導入いただいたお客様の生産性・営業力を高める。
【セキュリティ向上 例】
複合機とICカードを連携させることで、従業員のみが複合機を操作できるようにする。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 全国に拠点を持つお客様において、FAX電子化を提案し、実際に紙出力を劇的に減らせたこと。
ある拠点では月に7,000枚ほど出力していた受信FAX文書が0枚になりました。(全てデータでの受信に移行)
この分野は今後どうなると思いますか?: 業界全体としては縮小傾向にあり、厳しい環境にあると思います。
競合が多く、リーマンショック以降はオフィス機器関連のコスト削減を進めるお客様が増えました。
インターネット、メールが普及したことで紙を出力する機会は減ってきており、業界全体か大きく伸びることは期待できないと思います。
ただ、紙出力の機会は減ったものの、複合機が欠かせないお客様は多く、電子化の推進やオンデマンド出力などの需要があり、提案の余地は残っているようにも感じます。
今後は複合機中心ではなく、お客様のオフィス環境全体の改善提案を進め、差別化を図る必要性があります。
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職歴
株式会社ホクトエンジニアリング
- 専務取締役 2019/4 - 現在
旭化成建材株式会社
- 主査 2017/7 - 2019/3
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- 一般社員 2013/7 - 2017/6
- 一般社員 2007/4 - 2017/6
このエキスパートのトピック
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会社経営(人事・経理・営業等)
¥30,000~ -
建材(金属)における法人営業の経験について話せます
¥30,000~■ 具体的な経験の内容 関東地方の販売代理店を数社担当し、設計事務所・ファブリケーター・元請との人間関係作りを行い、自社製品の拡販を図っています。 ■ 実績や成果 複数代理店の対前年実績105%以上を達成。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 代理店営業マンのモチベーションアップ、活動量の増加が課題。 業界初心者として謙虚な姿勢で接し、1から勉強させてもらうつもりで、とにかく同行量を増やしてもらった。代理店の営業マンとしても新鮮な気持ちで、今一度やるべきことをやる、と前向きに営業活動を行うようになった。結果として、物件数が増え対前年実績を上回る結果を出す。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 全体的に年齢層が高く、若い世代に人気がない業界で職人不足が深刻になりつつある。大手・準大手ゼネコンを除けば、業績は芳しくなく、飛躍的な成長が期待できない中で、多くの関係者は将来への不安を抱いている。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL ■ お役にたてそうと思うご相談分野 代理店担当として心掛けることや人間関係を築く上で注意している点などお伝えできるかと思います。 またOA機器業界から建設業界へと全く異なる業種へ転職した経緯など、転職活動を検討されている方のお役にも立てると思います。 まずはお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。