鮮魚店における仕入れ、見立てから商品作成、販売、競合店対策まで。

完璧な仕事を求めてずっと続けてきました。
京都の魚食文化の奥は深く、まだまだ極めるところまでいきませんが、
美味しい魚の食べ方、販売方法は、たくさん身に付けることができました。

■その他
どちらでご経験されましたか？: 京都市内の老舗鮮魚店から、独立自営し、現在はフリーの職人として働いています。
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: いま、経歴３０年になりました。
その時どのような立場や役割でしたか？: 修行中はひたすら沢山の仕事を覚え、職人として自立。
独立してからは旬の魚、天然物を中心に、良い品、美味しい魚を提供する人気店に。
得意な分野・領域はなんですか？: 丸物大魚から小魚、マグロ、川魚、はも、フグまで、なんでも扱えます。
切り身、開き加工、上身短冊、刺身、煮魚、焼き魚、味噌漬け、寿司まで、
京都の魚食文化を全部身につけております。
この分野は今後どうなると思いますか？: 顧客において中間層の減少に伴い、二極化が激しく進んでおります。
価格競争はこれからも進み資本力がモノを言いますが、まともな調理加工を知らないから、なされない商品の提供が続くことで、魚食文化を見直す動きが現れ、それが営業成績向上に繋がると思います。
誇りに思う成果はなんでしたか？: 住宅街に出店して、しばらくして、近所のスーパー内の鮮魚部門が廃止となり、さらに、スーパーそのものが閉店しました。