医療や臨床試験における倫理問題についてお話できます

専門は、哲学・倫理学であるが、医療関係と関わりも深く、生命科学への理解もあるので、現実と理論を踏まえた助言や洞察を提供できる。臨床試験や医療実験等について、倫理審査に適合する条件等について、判定し、助言することもできる。特に、出生前診断や着床前診断（受精卵診断）については詳しい。

■その他
どちらでご経験されましたか？: 加藤レディスクリニック倫理委員会委員長
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 2010年9月 〜 継続中
その時どのような立場や役割でしたか？: 倫理委員会の専門委員として、臨床試験等の倫理審査を行ってきた。
得意な分野・領域はなんですか？: 生命倫理、医療倫理、
この分野は今後どうなると思いますか？: 出生前診断ならびに受精卵診断は、晩産化が進む現在、ますます社会の関心の高まる技術である。一方で、当事者以外には、知られないところで、技術は日々進歩し、社会的な合意形成が不十分なところもある。社会的な理解を高めながら、技術の進歩と社会のニーズを見極める必要がある。
誇りに思う成果はなんでしたか？: 倫理審査において、ただ倫理的・道徳的観点のみから審査を行うのではなく、医療的・社会的視点をもきちんと踏まえて、総合的な判断ができるような議論の場の形成に資することができていると思う。
地域: 東京都
役割: 倫理委員会にて着床前診断の倫理審査を担当
規模: 倫理委員会の定員は5名