中堅中小消費財メーカーにおける業務効率の改善について話せます
1、2015年10月経営企画室への異動当時、全社的に起きていた「主力商品の欠品頻発による機会
損失」「欠品に伴う取引顧客の不信感の拡大」「欠品対応に伴う営業部門・ロジスティクス部門
・購買部門の業務効率の低下」を解決するため、欠品発生の実態調査から原因構造分析を行い、
「部材の共通化」「需要予測ロジック・ルールの見直し」「生産リードタイムの短縮」「新規発注方法
の採用(内示発注方式の新規導入)」「在庫ロジックの見直し」「営業・購買部門間のコミュニケー
ションプロセスの見直し」「需給管理業務のシステム化(専用システムの運用)」といった解決策を
立案し、生産部門を巻き込んで約半年かけて実行することで、月に1億以上発生していた機会損
失の金額を8割削減させるとともに、営業・ロジスティクス・購買部門それぞれで起きていた
長時間労働の常態化を改善させました。
2、全社員が閲覧できる業績データ閲覧環境が整備されてなく、業績データを管理する特定の担当
者に依頼してデータを出力してもらうという業務の属人化・偏在化が起きていたため、既に
経営陣向けに運用していたデータ閲覧システムを全社公開用に設計・構築し公開し、特定の
担当者への業務の属人化・偏在化を改善するとともに、データに基づいて業務を進める風土
の醸成を進めました。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 株式会社MTG 経営企画室
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2015年10月 〜 継続中
その時どのような立場や役割でしたか?: 全社的な業務課題の解決を進めるにあたり、業務課題の実態調査から原因分析、解決策の立案、関係部署を巻き込んだ解決策の実行まで、全社横断プロジェクトのプロジェクトリーダーとして進め業務課題の解決を行い、全社的な業務効率化を実現させてきました。
得意な分野・領域はなんですか?: 業務課題の構造的分析、標準化・仕組み化による効率化