M&A戦略の立案からPMI(買収後の統合プロセス)について話せます
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■背景
私がIPO支援の立場で経営企画室に在籍していた上場企業では、本業のFC事業が急成長を遂げる中で、次なる成長の柱を探すM&A戦略の立案が私の重要なミッションでした。その後、事業承継に課題を抱える企業の再生を引き受け、経営者として再生を指揮し、最終的に円滑なM&Aへと導いた経験があります。このM&Aは、単なる資金移動ではなく、企業の未来を創るための「戦略的選択」であり、その後のPMIの成否が事業の持続性を決定すると痛感しました。
また、私立大学を公立化するプロジェクトでは、文科省や議会、銀行、市民など多岐にわたるステークホルダーとの複雑な調整を経て、組織の再編と新しい運営体制への統合(実質的なPMI)を成功させました。さらに、レストラン事業を成長軌道に乗せた後の株式売却(EXIT)も経験しており、買い手側のM&Aだけでなく、売り手側のM&A戦略立案から実現までを支援できます。
これらの経験を通じて、M&Aが成功するか否かは、ディール成立だけでなく、買収後の統合プロセス(PMI)にいかに深く、戦略的に取り組めるかにかかっていることを学びました。私は、財務や法務といった側面だけでなく、企業文化の融合、組織再編、人材マネジメントといった、PMIの核心部分に強みを持っています。
・買収対象としては、数億円~数十億円規模の企業、学校法人(非営利組織)など、多様な事業体に関わってきました。
・業種は、飲食、小売、サービス業、金融、酒造業、教育、農業など、幅広い分野でのM&A・PMI経験があります。
・フェーズとしては、M&A戦略の初期立案、対象企業の探索・評価、条件交渉、ディール実行後のPMI計画策定、実行支援、組織・文化統合まで、あらゆる段階のご相談に応じられます。
■話せること
上記の背景を踏まえ、「M&A戦略の立案からPMI(買収後の統合プロセス)」に関して、以下の具体的な経験やエピソードに基づいてお話できます。
1.M&A戦略の策定とターゲット選定
・事業成長戦略に合致するM&Aの目的設定(事業多角化、市場拡大、技術獲得、人材確保、事業承継)
・ターゲット企業の選定基準設定と、効率的な探索・評価手法
2.デューデリジェンス(DD)とバリュエーションのポイント
・財務・法務DDはもちろん、特に重要視すべき事業DD、組織・人事DDの着眼点
・企業価値評価(バリュエーション)の基礎と、交渉における留意点
・売り手側としての企業価値最大化戦略と、買い手を見つけるためのプロセス
3.M&A交渉とディール実行における実務
・買収・売却条件の交渉戦略、アドバイザー(弁護士、会計士など)との連携
・M&Aや学校法人公立化で経験したような、複雑な利害関係者(経営者、従業員、銀行、行政、地域住民など)との調整と合意形成のプロセス
4.PMI(買収後の統合プロセス)の成功要因と落とし穴
・企業文化の融合、組織再編、人事制度統合、ITシステム統合など、PMIにおける具体的なステップと成功の鍵
・新たな組織で発生しがちな「摩擦」や「抵抗」をどのようにマネジメントし、従業員のモチベーションを維持・向上させたか
・M&A後のシナジー効果を最大化するためのロードマップ策定と、KPI設定、進捗管理
5.M&Aにおけるリスクマネジメントとトラブルシューティング
・潜在的なリスク(簿外債務、訴訟リスクなど)の特定と対策
・予期せぬ問題が発生した場合の対応策と、円滑な解決に向けたアプローチ
■その他
私は、M&Aを単なる「取引」ではなく、「事業戦略の重要な手段」と捉えています。特に、ディール成立後のPMIフェーズにおいて、組織と人を動かす実践的なノウハウが私の強みです。M&A後のシナジー効果を最大化するためのロードマップ策定と、KPI設定、進捗管理も伴奏できます。数々の事業再編や統合を成功させてきた経験に基づき、貴社のM&A成功を強力に支援いたします。