日中大手自動車メーカーにおける商品企画・原価企画の実務について話せます
■背景
自動車業界を中心に30年近い経験を有し、トヨタ自動車に24年間在籍しました。キャリアの前半ではカローラのシャシー設計を担当し、ABSの全車標準化を原価低減の構造改革によって実現。中盤では商品企画部で全社横断のコスト削減プロジェクト(CCC21、VI活動)を推進し、年間3000億円規模の原価低減に貢献。後半はLexus Int. ZにてレクサスSUV群(RX、NX、UX)の開発を統括し、TNGAの先駆けとなる3車種同時開発「SKY活動」を提案・主導しました。トヨタ退職後は、ペット型家庭用ロボットを開発するスタートアップGroove Xでハードウェア統括として商品化を実現。その後は中国の大手国営メーカー・長安汽車でグローバル商品企画を担当し、海外販売の拡大やNOAの低価格展開、部品共通化を主導。さらに長城汽車では戦略企画チーフとして、原価・質量・品質改善活動を推進し、半年で主要部品の平均20%原価削減を実現しました。現在はAir Beans株式会社を設立し、自動車・製造業向けのコンサルティングを提供しています。
■話せること
自動車業界における商品企画、開発プロセス、コスト戦略、グローバル展開に関する実務経験を幅広く有しています。トヨタではシャシー設計から始まり、商品企画部で全社原価低減プロジェクト(CCC21、VI活動)を推進、Lexus RX/NX/UXの開発を統括し、TNGAの原型ともいえる3車種同時開発手法を提案しました。その後、Groove Xではハードウェアスタートアップにおいてペット型ロボットの商品化と中国生産体制の立ち上げを主導。長安汽車ではグローバル市場向け商品企画に携わり、地域統括組織の設立やNOAの低価格展開などにより海外販売台数を大幅に拡大。さらに長城汽車では戦略企画チーフとしてCTOを補佐し、半年で高額部品の原価を平均20%削減しました。日中の大手OEMにおける商品企画プロセスの違いや、コスト・品質戦略、組織・体制構築、ベンチマーク事例、スタートアップの商品化プロセスまで、現場での実体験に基づいた具体的な知見をご提供できます。
■その他
日本と中国OEMの部品共通化戦略とプロセス最適化の違い
トヨタと長安汽車で部品標準化を推進。中国OEMにおけるEV・NOA向け共通化の実情と課題も対応可能
自動車業界におけるグローバル商品開発の組織設計
海外市場ごとの企画体制や地域統括会社設立、プロセス変革の実務経験
中国でのNOA・ADASの低価格展開戦略
長安汽車でNOA機能をエントリーモデルへ展開。コスト設計や搭載戦略、販促手法に精通
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職歴
AirBeans株式会社
- 代表取締役CEO 2025/7 - 現在
長城汽車
- 戦略企画チーフエンジニア 2024/12 - 2025/7
AirBeans株式会社
- 代表取締役CEO 2024/5 - 2024/11
フリーランス
- フリーランス 2024/4 - 2024/5
重慶長安汽車股份有限公司
- スペシャルエキスパート 2024/1 - 2024/3
重慶長安汽車股份有限公司
- 海外市場製品企画ディレクター 2022/11 - 2024/1
重慶長安汽車股份有限公司
- 副総経理 2021/8 - 2022/11
GROOVE X株式会社
- HWAPO(ハードウエア エリアプロダクトマネジャー) 2019/4 - 2021/7
トヨタ自動車株式会社
- Project manager(主幹) 2010/10 - 2019/4
- Project manager(主幹) 2002/1 - 2010/9
- Coordinator(北米事業体出向) 2007/1 - 2009/12
トヨタ自動車株式会社
- manager (主任) 1995/4 - 2001/12