電気工学の理論全般、計算機を援用したシステム構築について話せます
■背景
私は、1984年4月から長崎大学を振り出しに、2022年3月定年退職まで、教育を基軸に学生の就職支援並びに企業との共同研究等を通して社会との繋がりを最重要視し、企業からの人材要請、技術支援要求に応えるために、理論中心の博士論文研究テーマからやや道がそれた計算機工学に関する教育研究に邁進して参りました。当時ごく一部の人しか知らないインターネットにも1989年に佐賀大学初のユーザとして接続し、まだ創成期のインターネットにおいて、メールやネットニュースによる情報交換を行い、教育研究に役立てて、数多くの論文発表を行なって来ました。
元来ガチガチの電気工学屋でありましたが、インターネットによる利便性に早くから着目し、遠隔観測・実験にも適用して、所謂「強電」、「弱電」を超越した教育研究分野を直走って来ました。その中で学生の就職支援で知り得た企業には、積極的に工場見学などを行わせてもらい「象牙の塔」から脱出して、広く社会を見て参りました。
また、2013年4月から2015年3月まで佐賀大学キャリアセンター長も務め、社会と大学の架け橋になるべく、精進を重ねて参りまいた。在職中、文理問わぬ企業とのお付き合いをさせてもらい、一層視野を広げることができました。
現在は、個人事業主として、古巣の電気機器工学用のCAEツールの教育支援セミナ実施を生業としており、会社顧問を務める所で、若手技術者の基礎理論の指導、職場でのメンタルヘルスの相談なども積極的に行なっております。
私は、大学在職中から電気工学の基本は、「回路、電磁気、数学、計算機ハード・ソフト」と考えており、これらに関する講義実施、情報提供には自信を持っています。また、上記のように学生の教育研究指導や就職支援の経験も多く、つい最近の学生気質を熟知して下りますので、大卒、院卒などの既卒者にの就労支援にも識見があります。
■話せること
私の得意分野は、上述した「回路、電磁気、数学、計算機ハード・ソフト」です。博士号は、電気機器工学で取得したため、電磁気と電気回路は、必須項目であり、特に研究テーマがリニアモータの電磁界解析だったため、電磁界解析は、言うに及ばず、過渡を含む電気回路の解析にも多くの経験があります。さらに、これらを駆使するために学生時代から只管、学んできた微分積分学、微分方程式、統計学などの数学などの教育に助言・支援することができます。また、趣味で始めた計算機は、PCがまだ非常に高価だった時期から個人的に導入し、高級言語から機械語まで学び、実際プログラミングを行なって参りました。
私が承れる内容を下記に列記します。
・基礎数学に関する情報提供
・電気回路の解析
・電磁界の解析
・有限要素法を用いた数値電磁解析
・CAEツールの導入支援
・ICTを援用した高度情報処理並びに計測観測環境の構築
・PC系のアプリケーション導入、メンテナンス
・UNIX系サーバ用ハードウェア環境の構築、OS導入、サーバ導入・保守管理方法
・分かりやすい技術文書を執筆のための環境構築
・社会人になってからの既卒者へのリメディアル教育支援
・社会人のメンタルヘルス支援