計測機器業界の現状と展望について話せます
■背景
東邦マーカンタイル株式会社という計測機器関連販売の商社として、海外製品の取扱代理店として動いておりました。
概ね関連機器自体、値段が張る物が一般的で、その為顧客側も予算確保ができて初めて
商談開始できる取引でした。
そういう環境下では、大学、研究機関、大手企業等へのアプローチがメインとなっておりました。
然し乍ら今日、AIの発達してきている中であれば、様々な測定機器を組み合わせにより入手できるより高信頼性のある情報から、以前より高い確率で判断が下せる状態になりつつあり、様々な領域に高品質な測定機器が必要不可欠となるのではないかと考えました。
■話せること
計測機器業界の現状と展望として、製品分類としては、圧力計や温度計などの物理量系、オシロスコープ等の電気系、クラマトグラフィー等の分析機器、プロセス制御装置等の計測制御機器があり、国内主要企業としては横川電機、堀場製作所、アズビル、キーエンス等、グローバル企業としては、キーサイト、アジレント、テクトロニクス、ABB等が存在し、今でも年3〜6%程度成長の安定産業です。
製造業のスマート化、半導体需要の増加、医療・ライフサイエンス分野の伸長で好調とはいえ、熟練技術者不足と技術継承、製品の高価格化、半導体不足等のグローバルサプライチェーンの混乱といった課題も残されており、今後の展望としては、Iotセンサー、遠隔監視、予兆保全の特性を生かしたスマート工場、nm単位の測定やクリーンルーム用高精度装置が必要な半導体製造、水質・大気測定装置や再エネ・スマートグリッド関連の関わる環境・エネルギー分野、遺伝子検査機器や高感度分析装置が必要な医療・バイオ分野等で高信頼性・高耐久性のある測定器の成長が予想されます。
また、技術革新の方向性としては、AIと組み合わせて自律型機器の開発、リアルタイムで物理現象を仮想空間へ反映させたり、5Gや省電力高域ネットワークによる遠隔監視といった内容となります。
但し、日本企業の展望としては、付加価値とソフトウェアの連携の推進、環境・安全規制強化による国内市場の活性化、グローバル展開としては為替と現地規制の対応力の強化が必要となります。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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展示会出展の際のブース装飾企業の選定基準について話せます
¥50,000~■背景 最終会社名がプリンティング・ソリューションズ・ジャパン株式会社の時に60歳で退職しましたが、基本4年に1度のIGAS、その合間に 途中から開催される事となったJGAS、途中で不参加となりましたがJANPSに出展。 また、販売代理店の株式会社光文堂(愛知県本社)の毎年年始の新春機材展、年1回の仙台支店の地方機材展等に出展し、展示会担当としても本業営業の仕事の合間で予算取り、ブース装飾企業選定、数日前からの装飾指示、確認等を行っておりました。そういった業務を こなしていたことから、下記の内容に関してお伝え出来るのではないかと考えました。 ■話せること 1. 展示会ブース装飾会社を決めるまでの一連の流れに関して 2.選定する際の基準や課題となるポイント 3.上記の業務で、誰がどの様に意思決定を行なっているのか? 4.再利用可能なブース装飾に関して 5.案件に該当する自分の経歴(背景の中で触れております) 6.その他
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オフセット印刷業界の今後の展望について話せます
¥50,000~■背景 60歳の定年まで、20年余オフセット印刷業界 並びにフレキソ樹脂業界で働いて参りましたが、イタリア本社とのやり取りの中で、日本国内の印刷業の現状・将来の展望に関して確認を求められる機会が多々ありました。 定年退職してから2年以上経て、業界の変遷もより進んでいると推測します。 概ね印刷業界の現状と課題、それらへの対応策と合わせ、オフセット印刷業界の大まかな市場規模のまとめを行っていました。 ■話せること ・印刷業界の現状と課題及びそれらへの対応 ・環境対応・環境認証取得 ・海外市場・ニッチ戦略 ・DXと業務効率化 ・中長期的な予測 といった観点からの説明となります。