固定資産管理業務の再設計・ProPlus導入支援について話せます
■キーワード
・固定資産管理、減価償却、資産移動・除却・売却、、会計業務改革
・ProPlus、ERP
・固定資産所管部署、経営企画部
・金融業界
■概要
金融業界クライアントにおける会計システム刷新プロジェクトの一環で、固定資産管理業務の見直しとProPlus導入を支援しました。資産の取得・売却・移動・除却・遊休といった処理ごとにバラついていた業務運用の標準化と、減価償却計算・仕訳出力を含むシステム要件の具体化を担当しました。
■詳細
1. 課題把握〜初動
・固定資産管理業務において、資産取得・売却・移動・除却等の処理が各拠点や部門で属人的に行われており、資産台帳と実態の乖離、償却計算のタイムラグ、仕訳誤りの温床となっていました。
・現行のProPlus旧バージョンおよびエクセルベースの補完管理の実態を把握するため、現地業務担当者ヒアリングを複数拠点で実施。As-is業務フローと入力情報・タイミングを整理し、課題を一覧化しました。
2. アプローチ〜実行
・資産の取得〜除却までのライフサイクルを一貫して管理できるよう、資産属性・会計基準・減価償却方法の標準ルールを定義。特に、減損・遊休判定時の判断基準や、移動・売却処理に伴う仕訳ロジックの整備に注力しました。
・その上で、ProPlusに実装すべき機能(償却スケジュール自動計算、除却/移動時の自動仕訳、資産移動履歴管理など)を要件化。ユーザー部門の業務運用フローと整合性を取りながら、業務要件定義書を作成しました。
・また、UAT(受入テスト)では、減価償却費の計算結果や残存簿価ロジックの検証など、会計・税務の観点でも精緻なテスト項目設計を行いました。
3. 成果・知見
・属人的だった資産登録・移動・除却の処理を標準化し、ProPlus上で一元的に資産ライフサイクルを管理可能な体制を構築。帳簿と実態の整合性を高め、減価償却費の計上漏れ・二重計上といったリスクを低減しました。
・固定資産業務の実務・制度・システムの各側面を理解したうえで、処理ごとの論点(例:遊休判定基準、残存価額の設定、資産グルーピングなど)を踏まえた設計を行った経験があり、同様のテーマでの支援が可能です。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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経営管理・管理会計の構想策定〜業務/システム要件定義について話せます
問い合わせ■キーワード ・経営管理、管理会計、業績管理、原価管理、予算管理 ・経営企画部、FP&A部門、事業企画部 ・Anaplan、Tagetik、Workday ■概要 ・主として経営企画部が行う、経営管理/管理会計業務(月次業績管理、事業/全社KPI管理、予実管理)領域における構想策定・業務改革(制度設計)の知見 ・特に、1. 管理会計制度の構想、2.制度を支える業務要件 3.システム要件のそれぞれの観点で、以下詳細欄に記載の経験・知見を語れます。 ■詳細 1. 管理会計制度の構想 ・経営管理のフレームワークをベースに、経営管理/管理会計業務のグランドデザインに向けた健闘アプローチ設計・論点設計から各論点に対する対応の方向性・考え方をお話しできます 2.業務要件定義(Process & Policy) ・管理会計業務の効率化・高度化の経験について。特に、左記の経験の一環で業績管理領域(※月次で経営企画部が経営層に向けて実施する業績報告・管理)の業務改革・効率化について (PJ事例1:金融業界) クライアントとして課題となっている月次業績報告の業務負荷・予実分析の粒度の荒さ改善のため、業務プロセスの再設計及び業績管理に必要なデータ基盤の再設計を支援中。 3.システム要件定義(Information & System) ・管理会計・EPMシステム(Anaplan、Tagetik、Workday、Oracle EPM)の導入における幅広い工程について。特に、Anaplan、Tagetik導入に関しては直近で経験あり。 (既存システム調査〜企画立案〜要件定義〜設計〜単体開発〜テスト〜ユーザートレーニング〜本番導入〜本番保守)
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ERP(SAP)導入の要件定義、設計、開発、テスト、保守運用について話せます
¥55,000~■話せること ・ERPパッケージ(SAP ECC、S/4 HANA)の導入における、以下工程の幅広い経験。 :既存システム調査〜企画立案〜要件定義〜設計〜単体開発〜テスト〜ユーザートレーニング〜本番導入〜本番保守 ■背景 日系総合コンサルティングファームにて新卒入社後、業務・ITコンサルタントとしてクライアント企業のビジネスモデルの立案、BPR、およびBPRを実現するためのITソリューションの企画/設計を経験。 ■過去経験プロジェクト ①外資系メーカー SAP R/3システム導入PJ (販売、購買、物流) 【領域】 販売物流・購買管理 【役割】 ITコンサルタント(要件定義~設計~開発~テスト~本番導入) 【目的】 PJ全体としては、「グローバル展開したテンプレート機能を日本拠点2社に同時展開し、グループ企業全体の業務標準化、マスタデータ統一化を実現すること」が目的。販売、購買については、「各社ごとに個別化している業務の再定義、及び個別システムをECCシステムに統合し、業務とシステムを効率化すること」が目的。 【成果】 販売物流/購買管理領域の要件定義と会議のファシリテーションを全て英語にて実施し、ユーザーヒアリングの主担当としてユーザーヒアリング(販売部門/購買部門内各グループリーダーへのレビュー)を推進している。当該タスクは上位者より1ランク上(シニアコンサルタント)相当として与えられており、クライアント・会社内部双方より期待値以上との評価を頂いている。 ・グループ本社の役員と日本販社のユーザーを繋ぐ橋渡しとしての役割も評価頂いている。販売/購買部門との連携を推進し、要件を決めていくやり方を浸透(※1)させた。 ②プラントエンジニアリング業界 SAP GLOBAL導入 稼動後サポートPJ 【領域】販売物流・購買管理 【目的】SAP ECC導入による「全社業務の標準化と効率化」を継続的に実現すること 【役割】 ITコンサルタント(自担当の案件における設計~開発~テスト~本番導入) 【成果】購買領域の追加開発案件の主担当として当初開発時に漏れていたクライアント要件の回収を完遂。
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コンサルティング業界の概要、市場構造についてについて話せます
¥50,000~■背景 追って記載 ■話せること 追って記載 ■その他 追って記載