中小企業でコンサルを使わずに人事評価制度を構築した方法について話せます
■背景
中小企業で取締役 管理本部長をしている中小企業診断士です。約2年前に勤務先の人事評価制度導入プロジェクトを担当しました。社長の考えをヒアリングしたうえで、様々な評価制度を検討しました。検討のポイントは下記の通りです。
・活躍している人が評価され活躍していない人は評価されない仕組みにすること
・評価ロジックに矛盾がなく社員が納得せざるを得ない根拠と権威があること
・評価作業を簡単にして継続的に運用可能なものにすること
・評価だけでなく社員教育のモノサシとなること
・転職相場と乖離のない給与テーブル設計して、中途採用募集の年俸は役割評価表から機械的に算出できるものにすること
最終的に厚生労働省が示す役割評価表をベースにした役割等級制度を設計し、そこにコンピテンシー評価と目標管理シートも併用した人事評価制度を導入し運用しております。
■話せること
コンサルを使わずに人事評価制度を設計した方法と社内説明会を経て規程化するまでの流れや導入後にどのようなことが起こるのかを実体験としてお話出来ます。
役割評価制度を導入したことで、会社が期待する役割を受け止めて、行動が変わった人が確かに増えました。人事評価制度があることで採用にもプラスの効果を感じています。
この経験はこれから人事評価制度の導入をお考えの中小企業経営者のお役に立てるのではないかと考えております。よろしくお願い致します。