異文化集団の中でのリーダーシップとチームビルディングについて話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
海外でたった一人の日本人として 働くことの多かった私は、もちろん外国語での意思疎通がなかなかうまくできませんでした。これは言葉の問題ではありません。
現地の人には 分かりにくい外国人=日本人だったことが大きな原因だと思います。
日本の常識は 世界の非常識、よく言われていた格言ですがその意味を体験してしまうことになりました。
どうやって現地の人にわかってもらえるのか、話の組み立て方、話の背景説明、わかりやす表現の選び方…日本人の先輩は教えてはくれませんでした......あれこれと試行錯誤の結果 自分がリーダーとしてチームを引っ張っていくときも チームの一員となってチームで挑戦するときも、相互理解・同時理解が大切なことだという事に気づきます。

アメリカの生産工の場合 : 
    日本人3人、白人10人・黒人15人・タイ人12人・カンボジア人3人・韓国人20人・中国人5人・メキシコ人22人
タイの生産工場の場合
    私は一人、タイ人1500人
これは私のサバイバルゲームでもあったわけです。

それでもこの一人で戦う企業戦士のような状況で 、力での支配ではなく、自分に無理な負担のかからない 様に 相互信頼・相互理解でのチームビルディング運営法で乗り切っていく必要があったのです。

■話せること
私が海外で組織を運営・リードしていく際に 必ず話をすることがあります。

1.私が信じていること = 皆に信じてほしいこと= 皆の行動パターンの基本にしてほしいこと

2.生産・販売活動及び企業活動で大事なことは 何か? 分かりやすい格言は?

私がどういう人間なのかしてもらいたい、私も皆を理解したいのと同じように 皆に私が何を大切にしているのか知ってもらいたい、こうしたことは 1度話せば済むことではなく 機会があるたびに もしくは毎日でも、同じ話を 繰り返し繰り返し する努力、タイ語しかわからないのであれば 自分が伝えたいタイ語を習っていけばいい、… その様な努力のおかげで 報われる結果が返ってくるのです。
この相互信頼・相互理解が進む中で チーム組織の活動は 外国人の私の目からも よく見える・聞こえる様になります。
お客様からクレームがあった時の素早い対応、歩留まりが悪い原因追及、コスト改善の作戦など すべて現地スタッフ主導でやっていくこと、現地化とかローカリゼーションと言っていましたが、これがまたあらたな活力を現地スタッフの中に植え付けることとなりました。
こういったチーム作り・リーダーシップの形が 異文化の中での活動には重要な要素だという事を お話しできます。

■その他
この内容は 是非とも広めていきたい内容の一つです。
機会がありましたら スポットコンサルだけではなく企業研修などにもお使いいただければと思います。

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氏名:開示前

1980年アラスカ産水産物の買付からの私の職歴は、製造技術・品質保証・販売の現場から会社経営・リストラクチャリングに至るまで幅広い領域で、北米・欧州・中国・東南アジア・日本の現場で培われてきた食品業界の大ベテランです。

日本企業を定年退職後、2018年よりマレーシア企業群の食品部門の社長兼CEOとして6年間の東南アジアの製造業・世界市場での販売を導いてきた結果 萬年赤字体質から連続黒字体質へと転換できました。

後任に現職を任せて、私自身は長年の海外就労生活約38年に区切りをつけ 新しい人生・第3章を始めます。

また、米国FDAのHACCPの訓練を受け実践した経験から 品質保証関係の講演も多数行ってきました。


職歴

職歴:開示前


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