コミュニケーション能力開発について話せます
■背景
これまで三越及びスヴェンソンで培った経験を活かし、昨年立ち上げた「一般社団法人日本テニス振興協会」では主に若者にコミュニケーション能力開発についてお伝えしている。テニスというスポーツはもともと紳士淑女の社交場であり、そこでは社交性を身に付ける場であるにも拘らず、一般のテニススクールではそれを全く教えていない。私は日本プロテニス協会公認コーチの資格を有しているが、単にテニスの技術を教えるだけでなく、特に若者に対してコミュニケーション能力を高めていただき、社会に出ても企業で活躍できる人材を育てたいと考えている。
■話せること
これまでの経験を体系化し、「Mメソッド」というものを作り上げた。これはコミュニケーション能力を高めるためのメニューであり、基礎編(マナーの基本原則、第一印象、笑顔など)、応用編(立ち振る舞い、接遇力、気持ちの伝え方など)、実践編(会話術、傾聴、品格など)で成り立っており、私の社団法人が対象とするテニス愛好家のみならず一般企業の人材教育にも活用できる。PCや携帯電話などのデジタル機器の普及で若者のコミュニケーション能力の欠如は甚だしく、せっかく入社した会社をすぐに辞めたり、離職率が上がっていることが大きな社会問題になっている。このような問題を打開するべく「Mメソッド」を使った研修を行いたいと考える。
■その他
私の社団法人では今年「テニスで若者を救うプロジェクト」を立ち上げ、全国のテニスクラブ(現時点で都内2件、関西1件、九州1件、北海道1件)からオファーをいただいている。また長野の某短期大学の学長からも関心を持っていただき、7月に伺う予定となっている。