CAE(コンピュータシミュレーション)について話せます
■背景
・部のCAEリーダー
当初、CAEが適切に使われていなかった環境において自主的に社外の勉強会等に参加しながら知識を身に付け、様々な解析業務を請け負いながら設計者のフォローや教育およびマニュアル整備、CAEベンダーとの調整業務等を行ってきました。
・エンジン系特殊加工機の剛性解析(静解析・動解析)
プロジェクトにおけるCAEの主担当として、設備の静解析(変位)および動解析(振動)を繰り返し実施し、当初の担当者の解析の問題点を分析・調査、最終的に誤差10%の精度の解析に成功。加工機の開発成功に貢献しました。
・燃料電池機関部(MEA)の熱転写に関する伝熱解析
MEAの中央にある電解質膜のバックシート(強化膜)を剥がした面への電極膜の熱転写について、実験データを加味した伝熱解析を繰り返し行い、実験装置の設計根拠を組み立てました。
■話せること
設計がメインを占める工機部門において、CAEリーダーとして設計者のフォローや教育それに社外との様々なやり取りをしてきた経験は珍しいと思っております。そのような経験をしてきたからこそ、CAEを普及させるためにどうすればよいかに関してより具体的な案を多くお話できると思います。また実際の設計者の一人として、様々なジャンルの開発プロジェクトに携わりながら設計とCAEを担ってきた経験も豊富だと自負しております。設計者の気持ちや観点、そして解析技術者としての気持ちや観点、両方の立場からお困りごとに関してアドバイス差し上げられると考えております。