欧米と遅れをとるPEM型水電解装置の普及を加速するためにはについて話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景

EUの再生可能エネルギーの普及状況は日本と20~30年の開きがある。
EUは再世可能エネルギーの普及で余剰電力を水素に変換して長期貯蔵
するためアルカリ水電解、PEM型水電解、SOEC(固体酸化物型)等の
建設が続いている。日本はkWクラスのPEM型水電解装置の建設である
が欧米ではMWクラスの水電解装置の建設が行われ、GWクラスの水電解
建設も行われようとしている。

過日大手のPEM型水電解部品メーカより、日本のPEM型水電解装置製造
を加速するための問合せがあった。部品メーカの市場拡大を目指すた
めの会社としては極めて重要なテーマでもある。

私は2000年より水素エネルギーとりわけ水電解や燃料電池の設計や納入、
メンテナンスを行ってきた。水素エネルギーに関する国家プロジェクト
の総括責任者を行い成功させた実績もある。そして
国内のPEM型水電解の開発の歴史も把握している。今回日本がPEM型
水電解を加速的に普及させるための技術仕様、技術革新が必要な項目、
制度設計面についてアドバイスした。

■話せること

今回のアドバイス内容でのキーワードを含む内容を下記に述べます。
話題提供や積極的意見交換ができます。

(1)カソード、アノードの特徴
(2)GDL(ガス拡散層)、PTLの機能そして理想的な構造
(3)多孔質構造体
(4)アノード触媒で使用する貴金属(Ir等)使用量を削減する方法
(5)世界のPEM型水電解装置製造メーカとその特徴
(6)バイポーラプレート(BPP)の機能と材料
(7)セルの大型化に関する技術的課題
(8)MEAの種類と特徴
(9)PEFC燃料電池の工場量産化の経験に基づくPEM型水電解装置の課題
(10)トヨタの燃料電池自動車(FCV)の燃料電池スタックから
   学べるPEMのスタック製造技術内容

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前

新エネルギーや省エネルギーそして環境資源循環やバイオエコノミー等の分野で機械工学、電気電子工学、物理学、化学、
生物学、環境学の概念を融合し、エネルギーと資源循環システムの一般化に成功しております。これにより高次の学問分野やビジネス領域の展開・深化が行われ、革新的な研究やビジネスの開拓が始まっています。1979~1989年に大手空調会社に所属して係長という責任ある立場で空気調和システム、電気と熱を供給するコージェネレーション設備の設計、施工、メンテナンス、技術面でのトラブル対策に取り組みました。また1989年~1991年にドイツのVOITH会社に所属し木質系バイオマスの資源循環システム構築と普及に成功しております。並行して将来技術を目指し、新エネルギーシステムや新材料に関する研究開発を行いました。
以降国内大手電機メーカ部長、国立研究所主任研究員、東京大大学院学農学部講師、筑波大学大学院工学領域教授、中国大手通信会社の技術責任者を歴任しております。現在も理学を駆使した新材料開発(無機・有機含む)、カーボンニュートラな新エネルギーシステム設計、生物多様性を前提とした環境工学、通信(AI含む)、生物、農業等に関する研究に取り組んでおります。


職歴

職歴:開示前


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