スキンケアやパーソナルケア、カラーメイクアップの研究開発について話せます
■背景
これまでの25年を超える研究開発業務において、主にスキンケア領域全般の理論構築と、それに関する新規技術の開発に従事して参りました。長期間、海外ラボを含むマネジメントを任せてもらう機会に恵まれ、メンバーの研究成果を取りまとめながら、構築した理論を担保する剤(素材)を開発するまでの、いわゆる開発基盤研究の業務に精通し、これまでに20を超える製品の開発に貢献してきたと自負しております。また、前職では二度の米国駐在を経験しており、特に二回目の駐在時には、新規技術の米国での事業化を目指す開発プロジェクトを、現地メンバーを率いてプロジェクトリーダー/ダイレクターの立場で牽引しました。徹底した顧客インサイトの探求に基づいて、ビジネスオポチュニティーを見出し、効果的なビジネスモデルを提案して、好ましい形で事業部にバトンを託すことが出来ました。2020年末に米国から帰任し、継続して新規技術の事業化支援とコーポレートブランディングを担当しつつ、海外事業所の研究掌握も責務としておりました。
2022年4月には転職し、主にイノベーションによる新たなカテゴリーポートフォリオの創出をミッションとしながら、海外拠点の研究を管掌し、全社の研究開発テーマを管理しております。
上述したように、25年に渡るスキンケアを中心とした研究マネジメントの経験に加え、ここ1年半における現職でのカラーコスメの開発研究経験は、自身の守備範囲を大きく広げることに寄与しており、基盤から開発に至る研究の上流から下流までの多様なプロセスを経験できたことは、自身の引き出しの多さに反映されているものと自負しております。皮膚科医や大学関係者とのネットワークのみならず、特に海外においては、エステティシャンやメイクアップアーティストとのネットワークも維持しております。
■話せること
最も長く従事しているのはスキンケア製品の開発研究ですが、パーソナルケア製品、カラーコスメ製品の開発研究実績もそれなりにあるため、特に肌に触れる製品の開発研究において必要な核となる部分に関して、お話できるかと思います。例えば、製品開発のコンセプト(理論)の構築、素材選択(探索)、効果効能取得のための検証試験、その効果などを訴求した英語での発表(論文執筆や資料作成を含む)などが得意であると自負しております。これまで40を超える英語での論文発表にも関わっております。
また、ご依頼に応じて、美容業界の動向、トレンドなどに関してもお話することができるかと思います。前職のブランドと現職のOEMでの経験から、内容によってはそれぞれの立ち位置でお話させてもらうことができるかもしれません。
さらには、前職では美容機器のアメリカにおける美容機器の事業化プロジェクトを牽引した経験もありますので、startup視点での美容業界における事業化支援などについても是非お声掛けいただけますと幸いです。