リジェネラティブ農業(環境再生型農業)、自然栽培(自然農法)について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
トータルの農業経験は24年、内、有機栽培暦10年、リジェネラティブ農業(環境再生型農業)・自然栽培(自然農法)9年、全くゼロの知識から、一つの圃場を複数区画に分け、同一の複数品目をアプローチを変え比較検証し、推定で国内でもっともコストパフォーマンスと再現性の高い栽培体系を構築。
一般的には生産資材コストは売上の50%程を占めますが、5%以内に収め、単位面積の売上は10倍程を実現しています。
有機栽培では一般的な化学肥料や化学農薬を利用するよりも収量の多い栽培体系を構築。
オンライン販売を13年経験、全量をオンラインで販売、現在の年商は4000万強です。

■話せること
リジェネラティブ農業(環境再生型農業)・自然栽培(自然農法)に関する全般

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前

徳島県北央部にある阿波市。
瀬戸内海式気候で日本で指折り数える恵まれた日照条件と、下流域でも美しい一級河川「吉野川」を有し、吉野川はかつて現在の位置ではなく、香川県との県境に位置していました。
悠久の年月を経て、山々の養分を運び、堆積され形成された日本で最も分厚い扇状地は四国でトップクラスの農業地帯となり、関西ではトップシェアを維持し続けています。
僕たち阿波ツクヨミファームは生物多様性をテーマに不耕起自然栽培で農産物を育てています。

### **不耕起自然栽培**

僕たちはエネルギーを消費し耕起することをやめました。
機械の代わりに、虫や植物の根が土を耕しています。
一般的に農業は光合成から始まる炭素固定が耕起により、結果大気中に放出されることで、温室効果ガスの主要な排出源となっていますが、
不耕起栽培は土壌に炭素を貯留することを維持できます。
4パーミル・イニシアティブの様な国際的な取り組みもあります。
鳥も動物も、昆虫も目には見えない小さな生き物も、地上や土壌の生き物がどう多様に豊かになるかということだけを考えます。
生き物に影響を与えない様に、除草剤やホルモン剤、化学農薬や硫酸銅の様な毒性の強い有機JAS認証農薬を利用せず、生態系防除のみで成立する様環境構築を工夫しています。
土壌バランスの偏りが起こらない様、化学肥料、有機肥料、動物性有機物・堆肥ともに利用していませんが、刈草、草堆肥、ワカメ等海藻、落葉枝、竹炭(粉砕竹)、木炭(粉砕木)、米糠、籾殻を状況により利用(マルチ)します。
土壌に漉き込むことは無く、ある程度の期間は必要ですが、時間の経過とともに肥料分としていつかは働きます。
また野菜に限らず、花など様々な植物を密生混植させることも特徴です。
1つの畝に10種類以上となることも珍しくはありません。
常に数十種類以上、雑草も含め、周囲の環境より種の多様性を突出させることで昆虫を呼び、昆虫を食べる生き物や鳥を呼びます。
再利用のダンボールを使用したり、ビニールマルチは使用せず、誘引等に分解できる麻紐を利用したり等、プラ製品の利用とゴミの排出を極力減らす様努めています。

### **ミッション**

阿波ツクヨミファームは農産物を無料にし、農業を根本解決(再構築)することを目指しています。
有機農業に転向するきっかけはモノの価値が無くなっていくという資料を見たことからでした。
僕にとってはモノ=農産物が無料になることが未来なんだから未来が分かっているなら未来=無料を目指そうという単純な発想です。
AIにロボットと今ではそれは現実味を帯びてきています。
しかし、農業経験はあっても農業のことを知ってはいなかった僕は農業のことを知ることから再スタートしました。
現在の日本においては農業はGDPに占める割合は1%に過ぎません。
1%であるなら0にする方が多くの人を幸せにできるのではないか?
また未来において無料=効率化が進む中で最後に効率化されるものは何だろう?とある仮説を立てました。
農産物を無料にすることは、極端な話、困るのは農家です。
多くの課題やしがらみを解決することよりも、僕にとってはハードルが低く、シンプルに感じられました。
そして、世界の農地の80%は2ha以下の小規模農家で、小規模農家は世界人口の半分を占め、世界の食糧生産の70%を担っています。
農業を根本解決(再構築)することは何よりも多くの人を幸せにすることができるんです。
農業を手段に、誰も諦める必要の無い社会、誰もが挑戦し続けられる社会、本当の自由をつくることが僕たちのミッションです。


職歴

株式会社経親

  • 代表取締役社長 2014/4 - 現在

阿波ツクヨミファーム

  • 代表 2004/4 - 2014/4

芝橋農園

  • 一般社員 1998/4 - 2004/4

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