実効性のある「財務報告に係る内部統制」の整備・運用・評価について話せます
■背景
クレハ(製造業、グループ従業員数4千名程度)において、内部統制報告制度に対応するプロジェクトのサブリーダーとして、体制構築、ドキュメント整備および不備の改善、その後は内部監査部長として内部統制評価を担当しました。内部監査部の部員数は3名から6名程度で、内部統制報告制度開始当初より内部統制評価と内部監査を並行して実行することができていました。内部統制評価に要するマンパワーは正味1名分程度で、これはかなり効率的だと自負しています。評価される各部の負担は少しありますが、それにより各部の内部統制や虚偽記載リスクに関する理解が進み、制度対応の実効性を高めることができたと認識しています。
■話せること
上場等に伴い内部統制構築を行おうとする企業や、内部統制報告制度対応を見直そうとする企業に対して、内部統制報告制度の解説、実効性を高める制度対応の要件、内部統制報告制度への対応のための体制構築、ドキュメント整備、不備の改善、および運用後の体制・ドキュメントの維持管理、評価体制の維持管理、評価の進め方のノウハウについてお話しできます。このノウハウは、内部監査部員が2名から10名程度の規模で、B2Bのビジネスを前提としていますが、当方は中小企業診断士であり、前提から多少外れても、ノウハウを応用することができると考えます。また、当方はCIA(公認内部監査人)でもあり、要員の制約等で教科書通りの体制が組めないときの代替案を提案できると考えます。なお、お話しできるのは経験に基づいて独自にまとめたノウハウであり、業務で経験した具体的事実をお話しすることは、守秘義務によりできないことをご理解ください。