実効性のある「財務報告に係る内部統制」の整備・運用・評価について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
クレハ(製造業、グループ従業員数4千名程度)において、内部統制報告制度に対応するプロジェクトのサブリーダーとして、体制構築、ドキュメント整備および不備の改善、その後は内部監査部長として内部統制評価を担当しました。内部監査部の部員数は3名から6名程度で、内部統制報告制度開始当初より内部統制評価と内部監査を並行して実行することができていました。内部統制評価に要するマンパワーは正味1名分程度で、これはかなり効率的だと自負しています。評価される各部の負担は少しありますが、それにより各部の内部統制や虚偽記載リスクに関する理解が進み、制度対応の実効性を高めることができたと認識しています。

■話せること
上場等に伴い内部統制構築を行おうとする企業や、内部統制報告制度対応を見直そうとする企業に対して、内部統制報告制度の解説、実効性を高める制度対応の要件、内部統制報告制度への対応のための体制構築、ドキュメント整備、不備の改善、および運用後の体制・ドキュメントの維持管理、評価体制の維持管理、評価の進め方のノウハウについてお話しできます。このノウハウは、内部監査部員が2名から10名程度の規模で、B2Bのビジネスを前提としていますが、当方は中小企業診断士であり、前提から多少外れても、ノウハウを応用することができると考えます。また、当方はCIA(公認内部監査人)でもあり、要員の制約等で教科書通りの体制が組めないときの代替案を提案できると考えます。なお、お話しできるのは経験に基づいて独自にまとめたノウハウであり、業務で経験した具体的事実をお話しすることは、守秘義務によりできないことをご理解ください。

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前

1981年に石川島播磨重工業株式会社(現・株式会社IHI)に入社し、商船機関部の基本設計を約6年間担当。1987年に呉羽化学工業株式会社(現・株式会社クレハ、以下クレハ)へ転職し、情報システム部(1991年に情報子会社化)でシステム再構築プロジェクトメンバーとして購買管理、外注管理、管理会計等のプログラム開発を約6年間担当した後、管理職としてプロジェクト管理・開発部門運営およびシステム企画を6年間経験。その後、クレハへのERP導入を研究し、SAP導入計画を策定して親会社へ提案、それが採用され、クレハのERP導入プロジェクトのサブリーダーとして2000年から2年間でクレハへのSAP ERP導入を完了、2003年からはクレハのIT統括部門の部長として2年間で国内連結子会社へのSAP ERP展開導入を完了させ、クレハと国内連結子会社の情報システムに関する企画を統括。2007年にIT統括部門を離れ、1年間でクレハと連結子会社の内部統制報告制度への対応を準備するプロジェクトを取りまとめ、2008年からクレハの内部監査部へ異動し、部長として内部統制評価と内部監査(連結子会社を含む)を担当。2018年に会社の制度により部長を退き、2023年まで嘱託として内部監査部において内部監査、内部統制評価、部員の指導・育成を担当。
2019年に副業として事務所を設立し、中小企業診断士として活動を開始。活動は、産業能率大学の社会人コース通信教育の講師を務めた程度。2023年にクレハを退職した後は、中小企業診断士の活動を開始。
資格は、中小企業診断士を1993年に、公認内部監査人(CIA)を2023年に取得。中小企業診断士としては東京都中小企業診断士協会認定「デジタル経営研究会」の代表を務め、CIAとしては日本内部監査協会CIAフォーラム「小規模内部監査部門のベストプラクティス研究会」に参加し、事例や最新技術に関して継続的に情報を取得。


職歴

職歴:開示前


このエキスパートのトピック

謝礼金額の目安

¥50,000 / 1時間

取引の流れ


似ているトピック