AIガバナンス、AIに関するリスク対策について話せます
【背景】
ビジネスにおけるAIの利活用が進んでいるが、同時にAIのリスクについても話題になっている。
特に2023年には生成AI(chat-GPT等)が大きな話題となるとともに、従来のAIリスクに加えて、著作権リスク等の新しいリスクへの対応も必要となっている。企業におけるAI利活用を推進する上で、リスク対策も平行して進める必要があり、国内外のAIの規制動向に関する情報収集もポイントとなる。上場企業において、社会的な情勢を踏まえ、下記の点に考慮しながらリスク対策を手探りで模索している。
■国内外の規制動向
・2023年6月に、欧州連合(EU)欧州議会本会議で「AI規則案」が採択された。特に欧州は、ハードローとして罰則規定が伴う法案になる予定であり、海外展開する日本企業にとっても遵守が求められる規制となる。
・日本では、内閣府にてAI戦略会議にて、国内のAI規制やAIガイドラインが検討されており、2023年12月頃に具体化される予定。
■AIリスク対策
・情報漏えいリスク、著作権侵害リスク、人権侵害・倫理リスク等、AIのリスクは多岐に渡っている。多くの企業でAI専門の組織や、専任の役員はおらず、複数の役員(CDO、CIO、CISO、CRO、CsuO(サステナビリティ担当役員))の連携が必要であり、担当組織(情報セキュリティ、情報システム、デジタル推進、コンプラアンス、法務)の連携も必要。これらを含め、社内の連携体制の構築が急務となる。
・国内外の規制がまだ未定の状況ながら、生成AIの活用は既に始まっており、2023年の5月あたりから、大手企業の活用事例がメディア等で話題になっている。このため、企業は利活用のログを取得し、リスクモニタリングをしながら、進めざるをえない。
【話せること】
ユーザ企業におけるAIリスク対策全般。
■国内外の規制動向
・EUの動向、国内の規制動向(政府の中央官庁)、金融業界の動向
■組織間の連携体制
・組織横断的な連携体制、役員の連携体制
■AIのリスク対策
・AIのリスク対策指針
・システム開発におけるAIリスク対策、委託先のAIリスク対策等の具体的な点検項目
・生成AI特有のリスクとその対策
・リスクモニタリングとしての利活用ログの取得
・企業のAIの利活用は、単に社内でAIサービスを利用するレベルから、AIを使ったサービスを顧客に提供するレベル、さらに基盤となるAIシステムを開発し様々な企業に提供するレベルもあり、レベルに応じたリスク対策
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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専門職シニアのキャリアデザイン・ワークライフバランス取組事例について話せます
¥50,000~■背景 ・「100年時代の人生戦略」が話題になったように、ワークライフバランスを踏まえ60歳以降も働くき続ける人が今後の増えてくる。 ・終身雇用から、転職、起業、副業、フリーランス等の雇用形態が多様化するとともに、リモートワークが普及し、 ワーケーションという働き方も出てきた。 ・デジタル人材、セキュリティ人材等の専門性が高い職種については、ジョブ型の雇用形態も様々な企業で整備されつつある。 ■話せること 下記の点を踏まえ、50代のシニアに今後のキャリアデザイン、ワークライフバランスについて個人的な取組事例を紹介できます。 ・サイバーリスク対策、AIリスク対策等の専門性をもち、複数の会社に転職したこれまでのキャリアデザインのポイント ・経験した大手企業における役職定年、60歳定年、シニア雇用等の人事制度について ・職業人としてのキャリア形成に加えて、パラレルキャリアとしてプロボノ活動を通じた社会貢献活動への参加経験について ・上記のパラレルキャリアの経験と本業である専門性のシナジーについて ・60歳定年後の働き方のキャリアデザインとしての試行(副業、フリーランス)。 ・家庭や趣味も含め、50代、60代、70代のワークライフバランス、コミュニティデザインに対する見解 ・上記を参考にする上でのファイナンシャルプランの事例。 ・キャリアコンサルタントの資格あり。人生設計全体を踏まえた、キャリアデザインに対する見解
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サイバーセキュリティガバナンス(グループ会社ガバナンス含む)について話せます
¥50,000~■その他 地域: 東京 役割: 事業計画立案、対策実施の推進、グループ会社・海外拠点のガバナンスの責任者、 規模: 社員数は約2万人、派遣社員・協力会社社員を入れたクライアント数は約5万人