種々の環境における腐食防食について話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
1986年以来,一貫して腐食防食関連の研究をしています.私の学問的なベースは材料科学・工学であり,電気化学的な手法を用いて,各種材料の表面に起こる現象を計測,解析して問題解決を行うことが,私の活動です.特に私の研究活動の特徴は,産学連携であり,また現在の職責も,産業界のお役に立つための研究に関連することですので,どちらかというと,純粋な学問的興味というよりも,問題解決に重点が置かれています.そのため,表面処理による問題解決を図ることが仕事の重要な部分を占めています.このような背景と長年の経験から,広範囲の問題解決のお手伝いができると思います.

■話せること
腐食防食全般について,その原因,評価方法,対策をお話しできますが,特筆すべきこととしては,微生物関連が原因の腐食についてのお話しができることです.微生物が腐食を誘起するということは,あまりしられておらず,また誤解されていることも多いように思いますが,実は身近にそれが原因で起こっていることが,皆さんの想像以上に多いです.海洋構造物(船だけでなく,テトラポットや漁網,柵など),通常の景観材料(外灯等のポール,門扉,ガードレール),下水管,上水管,冷却水など各種配管,エアコン,加湿器,洗濯機など,それほどシビアーな腐食環境でないところで,意外と材料の損傷が認められる現象がしばしば見つかります.それは細菌(これはどこでも特に殺菌作業などを加えない限りは常水でも存在します.)が材料表面において引き起こすバイオフィルムの形成に関わっていることが多いです.これについてのメカニズム,評価方法,対策についてお話しができます.

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氏名:開示前

表面処理,熱処理,腐食防食など,金属材料表面の現象を物理化学的に解析する研究を35年ほど続けている.ここ10年(2007)年以来手がけているのは,生物由来のポリマー,生物そのものと材料(金属材料,セラミックス,ポリマー)との相関であり,生物汚損,バイオフィルム等の問題についての検討を重ねている.特に2012年頃から抗菌製品技術協議会と共同研究を始め,製品上に形成されるぬめり,バイオフィルムの評価法の国際規格化に取り組み,2023年7月に国際規格化された。国内外における受賞多数,国内外における論文多数.


職歴

職歴:開示前

謝礼金額の目安

¥50,000 / 1時間

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