営業企画・営業管理、価格戦略・収益管理、グローバル全般について話せます
■背景
・ウィーメックスにて営業推進・事業推進リード(部下1名)を担当。営業KPI・KGI指標、目標設定、進捗管理を主導。新規事業であったためセールスプロセスの可視化から開始。CVRについては実績らしい実績もない中で、あるべき姿を定義し、セールス部隊とも折衝の上で納得感のある目標値を設定。その後はSFAやエクセルなど様々なツールにてステータス管理を実施。ただ単に数字を追うだけでなく、目標未達時にはその要因をしっかりと突き詰め、次期以降の目標設定や対策立案に反映。
・トヨタ自動車にて価格・収益業務を担当。完成車の戦略的価格設定(含グレード戦略やミックスマネジメント)と、収益・原価管理などを行った。価格設定においては自チームにて立案したものを現地販売代理店と交渉。最終的にはトップマネジメントまで説得する必要があるため、ストーリー構築力やプレゼン力、さらには交渉力が培われた。収益管理においてはミスができないプレッシャー(台数の多い北米担当であったため1ドルの齟齬のインパクトが大きかった)下で細かい数字を扱うスキルが身についた
・北米トヨタ赴任時は業務の現地移管PJTを駐在員の立場でリード
現地と日本の間に立ちながら、自ら教師役となり日本のナレッジを現地スタッフにトランスファーした。一方でグローバルメーカーにおける現地化の難しさを双方の立場で体験することもできた。
■話せること
・北米トヨタ時代にカナダ・メキシコ関連業務の現地移管プロジェクトの主担当コーディネーターを担当。
日本側で受け持つ商品企画や価格業務を北米に移管するのをサポートすべく、移管スケジュールやプロセス計画立案、日米加墨各国間のコミュニケーションのサポート、現地担当者の教育を実施。コンサル会社とも連携してプロセスの棚卸や効率化の議論をリードした。
・カナダ向け価格担当者時代に緊急収益改善対策をリード。
カナダドル急落に起因する収益悪化を食い止めるよう命じられ、3年間の中期値上げプランを立案。販売減を懸念する現地事業体からの猛反発を食らいながら、「為替悪化は競合にとっても同じ環境のため彼らも値上げを強いられるはずで、結果として相対的なポジションは悪くならない」と粘り強く説得して値上げを予算計画に織り込むことの合意を得られた。実行フェーズにおいても基本的に予算通りの値上げを行ったが、当初の読み通り販売シェアは落ち込むことなく、販売タスクと収益改善(年間約+$50M)を同時に果たすことができた。