カスタマーハラスメント対応と顧客満足・エンゲージメント向上について話せます
■背景
カスタマーハラスメントは会社のレピュテーション低下だけでなく、社員のメンタルダウンを引き起こし、社員の離職にもつながっていることから、厚生労働省も強化事業として、カスタマーハラスメント・就活ハラスメント被害者相談窓口を設置した。ここで、顧客対応する消費者からの相談について統括コーディネートすることで、企業の人材確保は困難を極めた2025年問題を控え、顧客対応に関わる社員への安全配慮を確立し、さらには従業員のエンゲージメントを向上していくことが重要であると考える。
お客様対応部門は、単なる顧客からのクレーム対応部隊ではなく、お客様をファンにして切電する1on1マーケティングの実践場所であることを経験した。
■話せること
カスタマーハラスメントの判断基準やその対応方法については、BtoC企業では必要不可欠であると考える。そこには企業ごとの考え方が反映される必要があるので、厚生労働省も企業内でのマニュアル作成を推奨している。どのような問題が起こり、どう対応するか、社員をどう守るか、更にはカスタマーハラスメントに発展させない企業姿勢をお話できる。
お客様からのありがとうの感謝は、社員のエンゲージメントを向上させるだけでなく、お客様のエンゲージメントも向上していくことを経験を踏まえてお話できると考える。
■その他
ゼロベースの組織から存在価値を見出し、貢献できる組織にしてきた経験をお話できます。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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企業のカスハラ対策の実態と、事後処理に振り回されない方法について話せます
¥100,000~■背景 現在、厚生労働省強化事業の「カスタマーハラスメント。就活ハラスメント被害者相談窓口」の統括コーディネーターとして、日々相談を受けているため。 先日、「カスタマーハラスメントは事前の備えが9割~事後処理に振り回されない3つの方法~」についての有料セミナーを実施しました。 今やカスタマーハラスメントは社会問題化しており、労働力の減少だけでなく、労働契約法第5条による企業の安全配慮義務違反にも問われかねないので、企業としては対策に真剣に取り組んでいかなければならないため。 ■話せること 私が常々心に留めていることは、対面であれ、電話であれ、WEB上であれ、直接お客様と対応する仕事は、会社や商品との懸け橋となるということです。 良い悪いに関係なくお客様からのご意見は、まさに「最前線の声」ですから、経営に活かしてこそ意味があると思っています。 しかし、実際には「カスタマーハラスメント」と言われる事案が増加し、厚生労働省強化事業である「カスタマーハラスメント・就活ハラスメント被害者相談窓口」の統括コーディネーターとして、対応に苦慮されている状況を目の当たりにしています。 先日セミナーを開催し、カスハラ対応の事後処理に振り回されてお困りの企業経営者・責任者の方に対して、数多くの具体例を通じて、お役に立てる情報をお話しました。カスタマーハラスメントは個人の力量ではなく、会社として取り組んでいかなければならないことをしっかりと理解していただけました。 今後、カスハラによる労災が認められる方向に進んでいくようですが、そうなると企業側にも安全配慮義務が問われます。安全配慮義務違反に罰則規定はないですが、メンタル社員の休職や離職に加え、社員を守らなかった会社として世間からの目が厳しくなり売上減少までも引き起こしかねない。それほどの深刻な問題であると考えています。
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お客様相談室やお客様対応部門の開設・充実について話せます
¥100,000~■背景 入社以来33年間アサヒビールに籍をおき、法人営業・企画を経験。管理職から育児休暇を経て、グループ会社取締役営業部長、総務部長、お客様相談室長を歴任。営業本部やマーチャンダイザーのような新部署の立上げに携わることが多く、ゼロベースから存在価値を生み出すことが得意。育休取得後にはタイムマネジメントと組織への貢献方法を試行錯誤しながら実践し、ダイバーシティPJの初期メンバーになった。組織構築とそれに付随する社員のモチベーション管理・エンゲージメント向上の為の再現性のある仕組み作りが強み。 2018年9月にアサヒビール品質保証部お客様相談室長として、オペレーターの対応品質向上やコールセンター業務の仕組み、グループ全体へ消費者志向経営の推進の働きかけをトップダウンで行い、顧客満足度だけでなく社員のエンゲージメント向上に繋がる施策となった。社内エンゲージメント調査で、在籍時は5ポイント以上のスコアアップを果たす。 2021年9月以降は、アサヒビールフィード社の人事総務業務の責任者として、事業所再編による再就職支援施や、従業員の成長育成プログラムを企画立案、経営計画の策定等ハンズオンで業務を行ってきた。2022年10月よりCS向上と経営をつなげる活動を行うため独立。 現在は、厚生労働省強化事業である「カスタマーハラスメント・就活ハラスメント被害者相談窓口」業務を東京リーガルマインド社が受託し、そこで相談室の統括コーディネーターとして活動している。 ■話せること 企業の課題である①慢性的な人手不足 ②高齢化が進み、事業継承ができない ③顧客対応ができていない。対応できる人がいない ④顧客の声が入ってこない。それをビジネスに活かせていない ⑤組織がマンネリ化していて、新しいことへの挑戦や革新より現状維持が大事 ⑥顧客の嗜好や時代の変化により、顧客からの要望がより厳しくなってきている ⑦顧客満足向上や女性活躍推進は大切であると思うが、余裕ができてから着手したい(今ではない) ⑧カスタマーハラスメント発生時の対応や従業員のメンタル不全による会社のレピュテーション低下 これらを解決する手段として、顧客対応には必然のカスタマーハラスメントから従業員を守り、全社員がCSに携われるようコーディネートし、会社の“ファン化”(顧客ロイヤルティの向上)を進める。その結果収益向上、離職率減少、質の高い人財確保が見込めると考える。 実際のカスタマーハラスメントにみられる事例から、対処法だけではなく、カスハラに発展させない方法、お客様からの「ありがとう」が増える会社は社員と社会はエンゲージメントが高まることを伝える。 また、自身が産休育休を経てキャリアを続けてきた経験から女性が働きやすい会社は男性も働きやすく、女性活躍推進は社員を活かして組織を活かすマネジメントが可能であることをお伝えしたい。 ■その他 CX経営により、組織の存在価値が明確で従業員もその意義を感じることで、必ず一体感が生まれ貢献意欲も高まる。そのような組織で働くことこそが、従業員のモチベーションを高め、更にイキイキと活性化した組織になるため、従業員満足は結果的にお客様満足につながってくる。顧客・従業員満足を実現する組織づくりに貢献できると考える