高速・高精度アナログ回路およびシステムについて話せます
¥50,000~
■背景
横河電機、HP/Agilent Technologies(HPから1999年に分離) において、研究開発エンジニアとして、主にアナログ/RF 回路の研究開発に従事。横河電機が電子計測器市場への再参入を果たした高周波デジタル・オシロスコープDL2100 の開発では、従来の10倍以上の周波数帯域幅を持つアナログ・フロントエンド部全体の設計を担当し、予測を大幅に上回るセールスを記録。また、 Agilent Technologies においては、RF ベクトル信号発生器 E4428C のキーコンポーネントの1つとして広帯域IQ 変調器IC を設計し、当初見込みの2 倍のセールスを達成するのに貢献。
米国サンディエゴ市の太陽誘電 R&D センター(TRDA)にて、技術担当副社長および取締役として、また、オリンパス株式会社の米国研究開発子会社OCTAにて代表取締役社長として、両社の経営全般、特に無線通信技術開発の総指揮に尽力。さらに両社とも、無線開発戦略策定に参画し、日米両国にまたがる複数のプロジェクトを主導し、かつカスタムRFIC等のRF回路・システム開発のプレイイングマネージャも担当。
米国滞在は17年におよび2017年にオリンパス本社に帰任後も、研究開発センターにて技術開発部長としてイメージセンサーを中心とするアナログLSI開発を主導したのち、上流技術開発戦略策定、特にコア技術マネジメントおよび技術開発ロードマップの再策定を推進。さらにグローバルM&A案件のR&D側窓口担当として技術デューデリジェンスを推進。
横河電機、HP/Agilent, OCTAにおける研究開発を中心に多数の特許を発案するとともに、国際学会でのプレゼンを含む複数の技術論文を発表。
■話せること
計測器向けのアナログフロントエンド回路および化合物半導体MMIC、記憶装置・スキャナー等コンピュータ周辺機器向けのキーデバイスの研究開発、カプセル内視鏡向け無線通信システムおよびRFICの開発等を通じて、特に高周波/高精度のアナログ回路およびシステムの設計開発についてお話しできると思います。ディスクリートPCBおよびIC設計両方における設計経験があるのも強みであると自負しています。