デジタルマーケティングの人材育成、リスクマネジメント、調達、について話せます
■背景
前職電通プロモーションプラスでは、オフライン・オンライン含めた統合プロモーションのプランニング~エグゼキューションの現場に29年間身を置いておりました。
2003年から2007年まで電通 第9営業局に出向し、サントリー様のプロモーション担当営業となり、統合プロモーションのプランニング・プロデュース業務に従事。
2007年から2010年まで、電通アドギアに執行役員として出向し、新設のプロモーション部門を立ち上げ、年間30億円を売り上げるチームを育成。
2015 年帰任後、案件拡大に伴う反面、トラブルが多発したことにより、改善策として調達の専門部署を立ち上げ、運用メンバーとして貢献。過去のトラブル事例と改善策を体系化し社内に周知することで致命的なトラブルの撲滅はもとより、デジタル制作セクションでの利益率10%向上を達成。
2016年には電通以外からの商流拡大を目指したプロモーションコンサルティングルーム室長に就任。
MAツール(IBM)コンサルを核とした新規部隊を発足。IBMカンファレンスに出店、リード顧客獲得からナーチャリングのプロセスを習得。またMAツール×天候データー×SNSマーケティングを掛け合わせた新サービス(ウエザーモーメントキャプチャー)、顧客接点の最適化をコンテンツの視点でコンサルするオウンドメディアオプティマイザーなどの新サービス開発、販売を行う。
2017年OMOソリューション事業部においては、毎年2ケタの利益率向上を3年連続達成。主に花王、トヨタ、アサヒ他ナショナルクライアントとのデジタルキャンペーン、ブランドサイト運営、SNS運営、アプリ開発を行う。国民プラットフォームであるLINEビジネスに積極的に投資し、新サービスを開発、販売。また、WEBディレクター及びシステムディレクター人材育成のスキームを整備し、その指導にあたった。
■話せること
■デジタルマーケティングの人材育成について
OMOソリューション時代に人材育成に苦労しました。100名のチームの責任者でしたが、目の前の実務に注力し数字を作り、且つ組織マネジメントを行うという両輪でしたので、人材育成を体系立てて行えておりませんでした。また、即戦力になる中途採用を獲得すべくリクルート活動を行いましたが、なかなか思うように人材を獲得できませんでした。
そこで、改めて自部署の人材育成の体系化に取り組みました。ただ専門性を高めるだけでなくモチベーションを高める工夫も必要です。様々な取り組みを実施しまして、成果として、一人の年間総労働時間平均100時間短縮、事業部の利益率を3年連続2ケタ成長という実績を残せました。
■リスクマネジメント、調達について
デジタル調達室での経験からリスクマネジメント、調達についてのノウハウをお話できます。
デジタルマーケティングにおいてトラブルの起こりうる可能性は大きく3つです。
①クライアントとの齟齬(書面で合意形成がなされていない)
②人的、組織的な過失
③機器的なトラブル
これらトラブルの回避を800名の会社でどのように実施したのかお話できます。
また、調達についてですが、誤解されがちな調達は「利益創出」にフォーカスされてしまうことです。実は、調達の重要な役割がもう一つあります。それは「品質の向上」です。この2つの役割を果たして初めて調達と言えるでしょう。調達機能を組織でうまく実装するノウハウをお話できればと思います。