リチウムイオン電池用正極剤製造条件改善について話せます
■背景
それまでの開発部門より新たに設立された製造技術に転属し、それまでは少量(数十g)から中量(数百kg)の試作を行って居ましたが、量産用実機を用いたt単位の試作も担当することとなりました。当初はそのスケールの違いに戸惑いましたが、実機がパイロット試作装置のスケールアップを基本としている事を実感した後は、パイロット装置の試作結果を実機に反映させる事がスムーズに出来るようになり、グループの一員として、パイロット連続炉に於いて実施した生産時間短縮を製品生産に反映し、時間当り生産レートを従来の3倍以上とし、グループ(グローバルに於ける)より表彰受賞致しました。
■話せること
新規に導入された装置の条件出しに於ける留意点
パイロット装置から実機へのスケールアップ
逆に実機で生じる事象のパイロット装置での再現
※勿論、扱う製品が違えば製品も異なり、問題点はそれぞれに異なりますが、過去未経験の装置をいきなり扱う場面が多かった経験より、実際に生じて居る事象に対しての考察が可能と思われます。(事前の充分な取材は必要ですが)