スルーで見た加工工程保証はQAネットワークの構築からについて話せます

エキスパート

氏名:開示前


■背景
QAネットワーク(QA network)は、トヨタグループで考案された手法であり、多くの企業で品質保証レベルの見える化に有効なツールとして活用されています。
QAネットワークは、品質保証項目と工程手順をマトリックスにして、どの工程で不具合の発生と流出を防止することができるかを、点数化して把握することのできる分析手法です。
各工程で発生しうる不具合項目を点数化して影響度合いを分析する手法として、PFMEA(Process Failure Mode and Effects Analysis:工程故障モード影響解析)があります。
工程手順と不具合項目を対応付けて点数化する、という意味では共通した内容となっています。PFMEAの特徴は、その名の通り「影響を解析する」ことにあり、不具合(故障モード)がどのような影響に繋がるのか、その影響度合いはどの程度か、といった「影響」に着目した分析です。そして、発生と流出防止の機能も踏まえてリスク優先度を算出して、点数の高いものから対処するといった使い方をします。

■話せること
QAネットワークは、その分析内容がその名の通りマトリックス表示となっている点が特徴的です。一つの不具合が必ずしも一つの工程だけで発生するとは限りません。複数の工程にまたがる場合に、FMEAでは見落としの生じる可能性があり、まさに保証の網として、漏れなく対象工程を抽出することがQAネットワークの大きな目的となっています。このQAネットワーク構築に関する一連の説明が話す内容の主体となります。

https://www.pec-kumata.com/post/qanetwork

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氏名:開示前

自動車部品業界の最大手である(株)デンソーで生産技術職を長年(40年以上)経験してきており、Q(品質)C(コスト)D(対応納期)を最善の形にするための管理手法、専門技術、経験知をベースに置き、独立後の生産技術コンサルタント(6年目)としても、様々な製造技術、ニッチ技術に接する機会も多く(名古屋産業振興公社にも所属し、名古屋市内製造業各社に対する企業技術・販路マッチィングコーディネーター(技術)を経験)、蓄積した知見も多数ある。各企業へのQCD改善支援はもとより、特に企業の将来像の在り方に対する技術的側面の支援に関心があり、販路開拓や、DX化推進、SDGs推進などに貢献できると思います。


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職歴:開示前


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